超高速!参勤交代2014/07/01

超高速!参勤交代
「超高速!参勤交代」 船堀シネパル
第8代将軍・徳川吉宗が天下を治める時代。湯長谷藩(現在の福島県いわき市)は、江戸の老中・松平信祝(陣内孝則)の陰謀で、わずか5日間で参勤交代せよと命じられる。参勤交代から帰ったばかりでお金がない弱小藩の湯長谷であたったが、藩主の内藤政醇(佐々木蔵之介)は、知恵者の家老・相馬兼嗣(西村雅彦)らとともに奇想天外な作戦を練り、実行に移す。しかし、松平はそれを阻止しようと刺客を送っていた…。
お人よしだが民に愛されている藩主、おまけにトラウマを持っています。そして個性豊かな藩士たちが、ドタバタと参勤交代というミッションを遂行していく様子を、面白く見せてもらいました。重苦しいところは一切なく、時代劇だけど、若者も楽しめる作りになっています。意外とアクション(立ち回り)もあります。
話し方がみんな、ほのぼのとした方言で、Hey!Say!JUMPの知念侑李クンのなまりが特に上手かったです。藩主を含めて7人で、人を雇いながら、大きな大名行列に見せかけるのですが、この7人というのが、ほどよい人数で、わかりやすかったです。そこに忍びの案内人の伊原剛志と、旅籠で出会う深キョンが加わり、味わいを出しています。ところどころ、アレ?と思うこともありましたけどね。あれで死なないの?とか。でも楽しい映画でありました。

★★★★☆ 4-