Spice -映画・本・美術の日記-

「砂漠でサーモン・フィッシング」の試写会へ行ってきました。
砂漠の国イエメンで鮭釣りがしたい。そんなことを言う大富豪の命令を受けて代理人、コンサルタントのハリエット（エミリー・プラント）から水産学者のジョーンズ博士（ユアン・マクレガー）に依頼のメールが届いた。そんなことは不可能とお断りするのだが、英国外務省が中東との緊張緩和のために、支援を決定。その実現が国家プロジェクトとして急展開していく…。
監督はラッセ・ハルストレムなんで、ヒューマンドラマとしての期待も大きかったけど、どっちかというとラブ・ロマンスが中心でした。
大富豪はただの道楽で鮭を泳がせようとしているのではなく、会ってみるとその人柄に惹かれて、協力を決意するようになる。やり手の首相広報官がクリスティン・スコット・トーマスでなんとも豪華なキャスティング、そのわりには焦点がボケてしまっているような気がしてしまった。
ロマンスだと思えば面白いんでしょうけど。もし、ユアン・マクレガーのファンじゃないとキビシイかもしれないです。幸い私はユアンが好きなんで、楽しめた方かな。

★★★☆☆