マザーウォーター2010/11/05

マザーウォーター
「マザーウォーター」を観てきました。
ウイスキーしか置いていないバーを営むセツコ(小林聡美)、
コーヒー屋のタカコ(小泉今日子)、豆腐屋ハツミ(市川実日子)、
家具工房のヤマノハ(加瀬亮)、銭湯の主人オトメ(光石研)、
銭湯を手伝うジン(永山絢斗)、そしてマコト(もたいまさこ)
京都の町での生活が、静かに流れて行きます。
そこは観光地とは違った京都で、川が流れ風が気持ちよく吹く住宅街で
す。それぞれがの他の人の店に行ったり、別の場所で会ったりします。
そんな人々の間を行きかう赤ん坊のポプラもいます。
このポプラの存在が、登場人物の間のクッションのようになっていて、
ポプラはいつも機嫌が良く、人の関係をより自然にしています。
どの店も、家も気持ちがいい、行ってみたいような所です。
この映画こそロケ地マップが欲しいですね。
一番行ってみたいのはセツコのバーです。そしてタカコの家のようなバ
ルコニーがある家に住みたいです。
監督は違いますが、「かもめ食堂」「めがね」のスタッフが作った映画
とあって、雰囲気は共通しています。
食べ物がおいしそうなことも共通しています。マコトの家のキッチンは、
パスコのCMで、小林聡美が料理している所ですよね。
パンがトーストされているカツサンド、揚げたて天ぷらのサクッとした
感触。見た目だけじゃなく、音がおいしそうなんです。あの豆腐も食べ
たいなぁ。
事前に内容や料理が紹介された記事を読んでいたので、映画に行く
のに“梅林”のカツサンドを持って行きました!映画を観ながら食べて、
すごく満足しました(笑)
「トイレット」では、セリフの少なかったもたいまさこですが、今回はい
ろいろ印象的なセリフがありました。
「今日も機嫌よくやんなさいよ」「人はぴとぴと進化して行くから面白い
のよ」
ヒトのあり方をそっと教えてくれているような気がします。

★★★★☆

梅林のカツサンド2010/11/05

カツサンド
映画を観ながら食べたカツサンドです。
映画の中でも食べるシーンがあるので、その時にこっそり、
取り出して食べました。
映画館がすいていたので、食べやすかったです。