シング・フォー・ミー、ライル2023/04/01


シング・フォー・ミー、ライル

「シング・フォー・ミー、ライル」 TOHOシネマズ日本橋 字幕
ニューヨークの古びたペットショップを訪れたショーマンのヘクター(ハビエル・バルデム)は、奇跡のような歌声を持つ小さなワニのライルと出会う。ヘクターはライルを相棒にしようとするが、ライルのステージ恐怖症が判明すると、ヘクターはライルを残して去ってしまう。それから長い月日が経ったある日、ライルが隠れ住む家に少年と家族が引っ越してくる。傷つき歌うことをやめていたライルは少年との出会いをきっかけに再び歌い出し、歌を通して少年と心を通わせていく。
ワニのライルはCGなんでしょうが、違和感なく馴染んでいました。そこで思い出すのはパディントンの映画に雰囲気が似ているなぁと思いました。ライルの歌声はショーン・メンデスで素晴らしかったです。設定が、歌は歌えるのにしゃぶれないワニって?とは思うけど、児童文学だし、そういうのもありか。名優ハビエル・バルデムがヘクターを演じ、いつものシブい雰囲気とは違い明るく踊ったり、歌ったり、こちらも上手でした。「長ぐつをはいたネコと9つの命」のアントニオ・バンデラスといい、スペイン人は歌手じゃなくても、音感が良いのか? 
無理やりなストーリーとも思えるけど、絵本を読んでいるような気分で観る事ができました。

★★★★☆  4-