ブレンダンとケルズの秘密2017/08/14

ブレンダンとケルズの秘密
「ブレンダンとケルズの秘密」 ユジク阿佐ヶ谷 字幕
9世紀のアイルランド。バイキングの襲来に備えて塀に囲まれたケルズ修道院に、高名な僧侶エイダンが「ケルズの書」を携えて逃げ込んで来る。エイダンは修道院の少年僧ブレンダンに、書を完成させるために必要なインクの材料となる、植物の実をとってきてほしいと依頼する。行ってはいけないと言われた塀の外にある森の中で、妖精の少女アシュリンと出会い、協力してもらう。危険を冒して実を持ちかえったブレンダンに、エイダンは本の続きを書くよう頼む。
アカデミー長編アニメーション賞にノミネートされた「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」のトム・ムーア監督が2009年に手がけたデビュー作が、「ブレンダンとケルズの秘密」。後になって公開されました。
「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」がとても良かったので、前作はどんななのか見に行きました。絵は似ているし、ケルト音楽が、美しく彩っているところは同じです。でも、「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」は、子どもでも楽しめるのに対して、今作は大人向けな感じがしました。小さい子どもには、ちょっと怖いし、聖なる本・ケルズの書をめぐる話が、理解しづらいかもしれません。妖精のアシュリンは可愛らしかったです。パンガ・ボンという猫も活躍します。他のアニメーションとは全く違った、独自の絵は、とても芸術的です。

★★★★☆ 4

公式サイト
  ↓
http://secretofkells.com/

阿佐ヶ谷散策2017/08/14



ミニシアターの映画館、ユジク阿佐ヶ谷へ、初めて行きました。
左上は、入口。ジャック・タチの特集上映もやっています。ロビーには、黒板アート。ブレンダンとケルズの秘密と、ソング・オブ・シーのイラストが描かれてました。ジャック・タチの絵もあり。
下の写真2つは、映画の受付後、近くの“マグノリアカフェ”で、アイスコーヒーを飲んで、時間調整。右下の写真は、テラス席。でも暑いから、中の席にしました。


映画の後は、“箸とレンゲ”で、ぶどう山椒の麻婆麺。Sサイズです。山椒がすごく効いています。美味しかったです。