図書館革命2012/12/20

図書館革命
「図書館革命」 有川 浩・著 角川文庫
図書館戦争シリーズ4巻です。
原発テロが発生し、著作の内容がテロに酷似しているとされた人気作家・当麻蔵人に、身柄確保をもくろむ良化隊の影が迫る。図書隊は当麻を匿い、表現の自由を守ろうとする。
検閲のない社会の実現を目指す図書隊とそれを阻止したい良化隊の対立、主人公・郁の恋の結末は…。
先日、アニメ映画は公開されてたけど、観なかったのですが、4巻目の内容が映画になっていたことを読んでいてわかりました。読んでみるとアニメも観たかったなぁと思うのですが、結末がわかってしまってから読むのでは面白さが半減してしまうので、先に本を読んで良かったと思いました。詳しく書くとネタバレしてしまうのですが、次から次に苦難が待ち受け、その打開のための方策がまたアイデア満載です。法律のことや裁判のことはちょっと難しいところもありますが、いろいろなことが上手く納まっていって、最終巻を迎えました。でも、別冊もあと2冊あるので、読むのが楽しみです。

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