「新」訳 星の王子さま2010/01/20

『「新」訳 星の王子さま』という本を読みました。
サン=テグジュペリ原作の有名な「星の王子さま」ですが、
この本は漫画家の辛酸なめ子が翻訳しています。
そして、イラストも独自に描き直されていまして、
よりわかりやすく、おかしくなっています。
もともとの「星の王子さま」と比較して読むと面白いので、
「星の王子さま」を読んだことある方にオススメです。

現代的な言い方に置き換えることで、親しみやすくなって
いるし、私はかなり気に入ってしまいました。
「キレそうでした。」とか「いったい何様?」なんて、
言葉で語られるんです。

基本のストーリーは同じです。
今回この本も読んで、前より内容が理解できたような気が
しました。

ゴールデンスランバー2010/01/20

「ゴールデンスランバー」の試写会へ行ってきました。
原作は伊坂幸太郎、主演は堺雅人。
首相暗殺の犯人に仕立て上げられた主人公が、
周囲の協力を得ながら、逃げ回るというような話。

堺雅人の独特な雰囲気は、役柄に合っていて好印象です。
濡れ衣を着せられて、最後に悪を暴く結末を期待すると、
なんだか、違う方向に。
細かい伏線が後の展開に関係してくるので、あまり省略できない
のでしょうが、ちょっと長くなりすぎてしまった気もします。
結局、なんで犯罪に巻き込まれたのか?
黒幕は?匂わす感じはあるけど、ハッキリしないのが不満かなぁ。
十分楽しめましたけどね。

★★★☆☆