Summer of 852021/08/28


Summer of 85

セーリングを楽しもうとヨットで沖に出た16歳のアレックス(フェリックス・ルフェーブル)は突然の嵐に見舞われ転覆し、18歳のダヴィド(バンジャマン・ボワザン)に救出される。2人は友情を深め、それはやがて恋愛感情へと発展し、アレックスにとっては、それは初めての恋となった。そんな2人は、ダヴィドの提案で「どちらかが先に死んだら、残された方はその墓の上で踊る」という誓いを立てるが、ダヴィドの不慮の事故により、2人の時間は終わりを迎える。生きる希望を失ったアレックスを突き動かしたのは、ダヴィドとあの夜に交わした誓いだった。
1980年代、フランスの海辺、ほんの数週間の恋が、一生忘れられないものとなる、とても素晴らしい話でした。ファッションや音楽など、ノスタルジックで、ちょっと昔の映画を見ているような感じもするけど、とても洗練されていました。話もよくできています。原作はフランソワ・オゾン監督が、若かりし日に読み影響を受けたというエイダン・チェンバーズの小説「おれの墓で踊れ」。ダヴィドが亡くなった後と、2人が出会った頃が、交互出てきて、ダヴィドは、どうしたのか、何があったのか、想像しながら観ました。ミステリーではないけど、その時、何があったのかと、だんだんと明らかになっていきます。
なんといっても、主役の2人が魅力的で、美しかったです。同性愛もきれいに描いていました。ダヴィドの死後、アレックスが情緒不安定に陥っているのも、理解できます。自由な性格のダヴィドに警戒しながらも、魅かれてしまうのも、わかるわかるという感じです。バイクで乗り2人で、出かけたり、映画を見に行ったり、セーリングしたり、短い間に幸せな日々が胸にせまります。気に入りました。
フランソワ・オゾン監督の作品は15作くらい観ていたけど、その中でも、好きな作品となりました。

★★★★☆ 4+

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