ミン・ウォン展 私のなかの私2013/07/24


私のなかの私

資生堂ギャラリー「ミン・ウォン展 私のなかの私」へ行ってきました。
ドイツ・ベルリンを拠点に活動しているシンガポール人ミン・ウォン。
映画などの映像作品を、リメイク風に自分で演じて作品を作っています。今回は日本での展示のためか、「エヴァンゲリオン」や「東京物語」などを自分で演じて、日本語のセリフでショートフィルムで見せてくれます。3面スクリーンで、それを撮影したり、練習したりする様子も同時に見れます。
女装のコスプレという感じもするけど、不思議な味わいがあります。たどたどしい日本語で、男性も女性も演じて、組み合わせた映像が見れます。「東京物語」の笠智衆と原節子のところが良かったです。綾波レイも碇シンジも両方ともミン・ウォンです。1つの話だけじゃなくて、いくつかの作品をミックスしているらしいです。時代劇もあって、いかにも日本を象徴する3つのジャンルです。


自らが扮装して絵画や写真の人物を再現する森村泰昌さんを連想してしまいましたけど、またちょっと違いますかねぇ。

9月22日まで銀座の資生堂ギャラリーにて、入場無料で見ることができます。
フロアに座布団がちょこっと置いてあったので、私は座って見ました。