真夏の方程式2013/07/01

真夏の方程式
「真夏の方程式」を観てきました。
美しい海を誇る玻璃ヶ浦、その海底鉱物資源の開発計画の説明会に招かれた湯川(福山雅治)は近くの旅館に滞在。旅館の一人娘の成美(杏)は、環境保護を訴える。成美の従弟の小学生の恭平(山﨑光)は、東京から遊びに来ていて、湯川に好奇心いっぱい。旅館のもう一人の宿泊客が、堤防下の岩場で死体となって発見される。おかしな現象の死体のことを知った湯川は事件にかかわっていく、やがて明らかになっていく過去の事件…。
ドラマも見ていました。今回の映画は岸谷(吉高由里子)も出てくるけど、それほどおかしなところもなく、ただ真面目でした。ドラマでお馴染みの渡辺いっけいやハライチの澤部も出ていないので、ちょっと重苦しいところもあります。東野圭吾の小説は、哀しい真相に辿りつくことが多いです。警察ではわからない湯川先生にしか解けない謎、まあそこが良いんだけどね。ドラマのようにいきなり数式を書くというのもなかったです。ドラマはちょっとコミカルにしていて、映画は哀愁漂うような感じなのかもね。風吹ジュンは若く見えるから良いとして、前田吟がお父さんで、杏が娘っていうのが違和感ない?

★★★☆☆ 3

アンコール!!2013/07/03

アンコール!!
「アンコール!!」を観てきました。
無口で頑固なアーサー(テレンス・スタンプ)は、妻・マリオン(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)のために、彼女が通う合唱団の練習の送り迎えをしている。マリオンは明るくほがらかな性格で、アーサーはマリオンを深く愛している。しかし、気難しい性格の為か、息子とは溝ができてしまっている。マリオンはアーサーにいろいろなことを楽しんでほしいので、合唱団に参加させたいと思っている。そんなある日、年金ズがコンクールの選考に参加することに…。
合唱団のシーンがかなり笑えます。メンバーはみんな個性的で、ヒップホップやハードロックなど、若い指導者エリザベスの発案で、変わった歌を歌わせています。ロボットダンスを指導したりするし…、キャハハと笑っているうちに、気がついたらぼうだの涙を流している自分です。
若い男女がラブラブなところを映画でみせつけられたら、ムカつくけど、なんでだろう、長年連れ添った夫婦がラブラブしているのは、イヤじゃない。むしろ、うらやましい。いつまでたってもお互いを想い合っている、アーサーはとっつきにくい性格だけど、奥さんには優しいです。昔の日本の頑固おやじのように、息子にうまく愛情を表現することができないのです。孫のジェニファーはとってもキュート。歌のシーンは、歌詞で気持ちが伝わってきます。

★★★★☆ 4

パエリヤ ガスパチョ フレンチトースト2013/07/04

土曜日に休日出勤したので、振替休日をとるように言われました。忙しいので、午前中は会社に出たけど、上司に早く帰るよう言われる。
友人との中野でランチ。スペイン料理屋へ。サラダとガスパチョ。私はガスパチョが好きなので、スペイン料理屋へ行くと、よく頼みます。

ガスパチョ

メインはパエリヤ。

パエリヤ

中野ブロードウェイをブラブラする。平日の昼間に出かけるのは、久しぶり。

フレンチトースト

その後、夕方にフレンチトーストを食べる。バターやメイプルシロップ、粉チーズなど、好きなものをつけて食べるようになっている。フルーツには練乳が添えられている。つけるのがいっぱいある。

バーニー みんなが愛した殺人者2013/07/05

バーニー
「バーニー みんなが愛した殺人者」の試写会へ行ってきました。
テキサスの田舎町、葬儀社で働くバーニー(ジャック・ブラック)は、真面目で献身的な仕事ぶり、市民活動にも積極的に参加して、町の皆から愛されていた。マージョリー(シャーリー・マクレーン)は、お金持ちだけど、いじわるな性格で、皆から敬遠されている。夫の葬儀をしたマージョリーを元気づけようと、あししげくマージョリーの家を訪れたバーニーは、彼女に気に入られあちこち出かけるようになる。しかし、次第にマージョリーのわがままにふりまわされるようになり、バーニーはある日、突発的に彼女を殺してしまう…。
実話をもとにしているので、その後バーニーがどうなるのか知っていたけど、やるせない話なんです。あえてドキュメンタリー風に作っているのか、町の人のインタビューが間にたくさん入ります。町の人は皆、バーニーを擁護する発言をします。ともすると無罪になるかもしれないという勢いです。地方検事のダニー(マシュー・マコノヒー)だけは、そんな町の人とは考えが違うようで、ちょっと悪役みたいにも感じてしまいます。バーニーは愛されていて、自分のことはさておき、町の人のためを考えるような人だっとのだと思います。心神喪失状態とかで、もっと罪が軽くなるば良かったけどなぁ。ジャック・ブラックが演じると、余計にほがらかで、愛すべき人のように思えます。マージョリーのことを思って親切にしてあげたのが、こういう結果になってしまって、かわいそうです。コミカルなところと、事件的な内容で、焦点がボケてしまったようにも思えるし、インタビューシーンが多くて、話が途切れががちになっているので、私は眠りそうになるのと戦っていました。ジャック・ブラックが歌がうまいのが良かったけど。

★★☆☆☆ 2+

ブレイズメス19902013/07/06

ブレイズメス1990
「ブレイズメス1990」 海堂 尊・著 講談社文庫
海堂尊さんの本、近頃はご無沙汰でしたが、久しぶりに読みました。「ブラックペアン1988」の第2弾です。1作目を読んだのがだいぶ前だったから、かなり忘れていて人間関係が心配でしたが、読み始めるとやっぱり面白いですねぇ。前作を読んでいなくても楽しめるかもしれません。
国際学会のシンポジストのお供で、フランスのニースにやってきた研修医の世良は、佐伯教授から特別なミッションを依頼されていた。モナコにいる天才外科医・天野先生に会って手紙を届けること、それを渡すまでは日本に帰ってきてはいけないとまで言われていた。ひとすじ縄ではいかない天野に会うことは、至難の業。会ってみると、カジノで勝負して勝たないと手術をしてもらうことができないという放埓ぶりに面食らってしまう。しかし、世界でただ1人しかできないという手術の腕を持ち、驚くほどに頭がキレる独特の先生なのだ。突飛な考えや行動が次々と出てくるのだけど、どんどん魅力的に見えてきてしまう。
難しい医学の話もいっぱいだけど、あんまり気にせず楽しめてしまうのが、この著者の本ですよね。あまりにあっちこっちのシリーズの途中までしか読んでいないくて、自分でもどれを読んだかわからなくなっているかもしれない。この本の続きの「スリジエセンター1991」は読みたい。いつになることやら。

偽りの人生2013/07/07


偽りの人生

「偽りの人生」の試写会へ行ってきました。
医師のアグスティン(ヴィゴ・モーテンセン)は、妻と裕福な生活をしているが、反面、重圧を感じて苦しんでいた。ある日、双子の兄ペドロ(ヴィゴ・モーテンセン2役)が訪ねてきて、自分は病気で長く生きられないことを伝えられる。アグスティンは自分が死んだことにして、ペドロになりすまして人生をやり直そうとする。しかし、ペドロが関わっていた闇の犯罪に巻き込まれていく…。
ヴィゴ・モーテンセンはシブいので、大好きです。この映画でもかっこいいのですが、いろいろなところで、主人公の気持ちがよくわからなかったです。兄と入れ替わろうとする気持ちとか、兄のことを知っている人からバレないと思っているのか等。うりふたつでも、生活や性格がかなり違うし、疎遠だった兄の生活もよく知らないのに、頭のいい医師なんだし、バレるに決まっているとわからないわけがない。警察の取り調べをうけても、バレないようにする。その入れ替わりたいという強い信念が、うまく伝わってこなかったです。サッサと他の場所で生活を始めて、違う人生をした方が良かったのじゃないのかな。監督は違いますが、「瞳の奥の秘密」のキャスト・スタッフが贈るというので、期待値のハードルが上がっていたかもしれないけど、「瞳の奥の秘密」がすごく良かったので、比べると残念な感じでした。

★★★☆☆ 3

ホリデーランチ2013/07/08

先日、宝塚に誘ってもらったをきっかけに、専門学校時代の友人3人で会うことになりました。ソラマチへ行くことになったので、いつも行くイタリアンを予約。


今回はカリフラワーの冷製スープでした。



名物のチキンとピッツァとパスタを注文して、3人でシェア。お腹いっぱいになりました。


デザート。ランチして、ソラマチの中を歩いて、ショッピング。楽しかったです。

食品サンプル2013/07/09

ユニークにんじん
ソラマチへ行った時に、食品サンプルのお店に入りました。
不思議なにんじんたち。

焼き立てワッフリープレート2013/07/09

ソラマチの後は、高速バスで帰る友達を送りがてら東京駅に。
ワッフルカフェで軽く食べました。
甘いデザートではなく、サラダや卵などと一緒に。スープはミネストローネ。友人はクラムチャウダーにしていました。モーニングに食べたら良さそう。

スタンリーのお弁当箱2013/07/10

スタンリーのお弁当箱
「スタンリーのお弁当箱」を観ました。
クラスの人気者スタンリー、でも事情によりお弁当を持ってこれないので、水を飲んで我慢していた。友人たちがお弁当を分けてくれることになったのだが、意地悪な教師が、お弁当を持って来れない奴は学校へ来る資格がないと言う。
インド映画なのに96分しかないなんて珍しい。ドキュメンタリー風に子どもたちの学校の様子が映し出されている。良い先生もいるのだけど、鈍感すぎる。友情はとても良いのだけど、子ども達の、特にスタンリーの厳しい現実をかいま見せられる。それを訴えたいのだと思うけど、もうちょっと良い方向に話がいってほしかった。発表会のようなミュージカルはあるものの、インド映画特有の歌と踊りはなく、表情豊かな子ども達だけで魅せる映画。ちょっと素人っぽい。もっと感動させる要素はあるのに、中途半端だなぁ。お弁当はおいしそう!

★★★☆☆ 3