赤坂大歌舞伎2010/07/21

赤坂大歌舞伎
赤坂大歌舞伎へ行ってきました。
「人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)」と「鷺娘」です。
シネマ歌舞伎で「人情噺文七元結」を見て、とても面白かったのです。
ゲラゲラと笑うほどのおかしさ。これは見てみたいと思ったのです。

本所の長兵衛は、腕の立つ左官だが、大の博打好き。
借金がたまり、女房のお兼とはいつもケンカばかり。
それをみかねた娘のお久は、吉原に身を売る決心をする。
吉原の妓楼の女房のお駒は、親を心配する健気なお久に感銘し、
長兵衛を呼び出し、心根を入れ替えて働くよう諭すのだった。
五十両を貸すので、一年後の大晦日までに返せば、お久は店に出さないで、
それまでは身の回りの世話をさせるという。
もし返せない場合は女郎にするというのである。
親孝行な娘の思いを知りに改心した長兵衛は、これからは博打は止めて、
真面目に働こうと決め、家路についた。そして大川端にさしかかった時、
まさに身投げしようとする若い男(文七)とでくわすのだった。
聞けば、奉公先のお使いで、お金を取りに行ったのだが、帰り道にそのお金
五十両をすられてしまったので、死んでおわびするというのだ…。

もともとは落語の人情噺。
勘三郎さんのピタリとハマッた長兵衛がなんともいえずに良いんです。
女房お兼の扇雀さんも、かなり笑わしてくれます。
笑いあり、涙ありの人情喜劇の傑作だと思います。

天ぷら2010/07/21

天ぷら
実家へ行った時に、母に天ぷらを揚げてもらって、持って
帰りました。私にとってはお馴染みの家庭の味です。
手前にある黒いものは“もずくの天ぷら”だそうです。
それは、はじめて揚げてもらいました。
青じそも一緒に入っています。