シスタースマイル ドミニクの歌2010/06/20

シスタースマイル ドミニクの歌
「シスタースマイル ドミニクの歌」の試写会へ行ってきました。
1960年代のベルギー。
自由を求めるジャニーヌは、抑圧的な母親への反発から、修道院へ入る
ことにする。厳格な修道院の生活になかなか馴染めなず、いろいろと問題
を起こすジャニーヌだが、聖ドミニコの歌を作り、レコードデビューを果たす
ことになる。
その美しい歌声が評判を呼び、謎の歌うシスター「シスタースマイル」と
して、世界的な大ヒットを記録する。
古い価値観の時代に、自由を求め、夢を追い続けた1人のアーティストの
波乱に満ちた人生。
ドミニク、ニク、ニク…と軽快なメロディーで、今も歌い継がれている
「ドミニク」、それを生み出した実在のシスターとその知られざる人生を
描いた映画。

この歌は、聴いてから思い出したのだけど、自分も聴いたことがあって、
それがプレスリーを超え、全米ビルボード1位になっていたことは、初め
て知りました。聖ドミニコの歌だったと言うのも意外でした。
でも、この歌を作った人の真実が、こんなことだったとは!と驚きの内容
でした。
ちょっと過激な性格のように思うんだけど、自由を求めたわりに、なんで
修道院に?とか、疑問も多くて、気持ちはあまりわからなかったです。
1950~60年代のベルギーの街並みやファッションは、すごく興味深いし、
「モンターニュ通りのカフェ」で素敵だった主演のセシル・ド・フランスを
見るのも楽しかったです。セシル・ド・フランスが実際に歌っているそう
ですが、美しい歌声でした。

★★★☆☆