9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~2010/04/09

9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~
「9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~」を試写会で見てきました。
はじめは何が起きているのか、よくわからないんです。
麻袋で縫われた人形が目を覚まします。お腹にはジッパー、背中には
“9”と書かれています。外には廃墟のような世界が広がっています。
戦場にいるのか、戦争が終わった世界にいるのか「戦場のピアニスト」
を思い出させるような風景です。
とにかく危険な所にいるらしい。危険から身を守るので、せいいっぱい
です。人形は外に出て“2”と書いてある別な人形に助けられます。
そもそもこの動ける人形はなんなのか。話が進むにつれて、だんだんと
わかってきます。

布や木の素材の感じがアニメとは思えないほどリアルです。
オリジナリティあふれる世界観や映像の美しさは好きなタイプですが、
ラストが物足りない気がしました。
でも、この人形たちのキャラクターが愛らしいし、迫力あるアクション
で、ハラハラドキドキさせられます。
エンド・クレジットを見ていたら、声優陣が豪華でした。
先日見たばかりの映画「やさしい嘘と贈り物」のマーティン・ランドー
も名を連ねていました。
イライジャ・ウッド、ジェニファー・コネリー、ジョン・C・ライリー、
クリストファー・プラマー、みんな人形の声です。

★★★☆☆

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