松戸市戸定歴史館と戸定邸 ― 2026/05/24



千葉県松戸市に、徳川慶喜の弟である徳川昭武が住んだ家が残されています。明治時代の徳川家の住まいがほぼ完全に残る唯一の建物です。純和風、木造平屋一部二階建、1884年に完成。増築を経て、現在は9棟が廊下で結ばれ、部屋数は23もあります。シンプルだけど、気品ある日本家屋です。広いので、ちょっと迷路みたいですが、広大な庭もあって贅沢な空間です。有料ですが、見学ができ、庭を眺めながら、まったりできます。
徳川昭武は、水戸藩主・斉昭の18男。兄の慶喜は昭武を将軍家に迎え、将軍候補の身分を与え、1867年パリ万博へ将軍名代として派遣しました。フランス以外にも5カ国を歴訪し、各国元首と交流しました。明治維新による帰国後、最後の水戸藩主となりましたが、既に幕府は存在せず、彼は幻の将軍となったのです。
戸定邸に隣接する歴史館には、徳川家の伝来品などが展示されています。