旅立ちのラストダンス2026/05/16



ウェディングプランナーだったトウサン(ダヨ・ウォン)はコロナ禍で多額の負債を抱え、やむを得ず葬儀業者へ転職するが、違う業界でさまざまな困難に直面する。利益を追求したいトウサンに対し、ともに葬儀を取り仕切る厳格な道士・マン師匠(マイケル・ホイ)は伝統を重んじており、絶えず衝突してしまう。しかしマン師匠やその娘のマンユ(ミシェル・ワイ)と関わるうちに、わだかまりは少しずつ消えていく。トウサンはマン師匠が葬儀の時に行う道教の伝達的な儀式「破地獄」の真の意味に気がついていく。
香港を舞台に「家族」「伝統」「死生観」などを描いた人間ドラマ。
香港歴代興行収入No.1となった大ヒット映画なんだそうです。
初めはトウサンが良い人なのか、疑ってしまうけど、トウサンもだんだん成長していき、次第にマン師匠も認めていきます。全体的には良かったけど、細かいところは疑問が残りました。作り物とはいえ、死体を扱うシーンにはエグって思うところもありました。でもトウサンは、マン師匠の家族の問題や、自分自身の問題にも向き合っていきます。香港の葬儀の習慣なども珍しく鑑賞しました。海外から見たら日本の葬儀だって独特に映ると思います。香港の「破地獄」死者を弔う舞いです。遺された人々を救う事も大切だと理解していくトウサンは、死化粧や着替えの仕方など自ら学んでいきます。そのあたりは「おくりびと」を思い起こさせました。

★★★★☆ 4