神去なあなあ夜話2017/05/16

神去なあなあ夜話
「神去なあなあ夜話」 三浦 しをん・著 徳間文庫
神去村の林業の現場に放りこまれて一年が経った主人公・平野勇気20歳。最初はいやでたまらなかった田舎暮らしにも慣れ、いつのまにか林業も好きになっていた。村の起源にまつわる言い伝えや、村人たちの生活、かつて起こった事件、好きな人とのドライブ。
「WOOD JOB!(ウッジョブ)」というタイトルで映画にもなった「神去なあなあ日常」の続編。慣れない林業の仕事で、四苦八苦していた勇気も成長し、今では一人前に近い働きができるようになってきたようです。好きだった直紀さんとはどうなったのかと、気になっていました。携帯電話の電波も届かないような田舎だけど、すばらしい自然があり、村独特の慣習や暮らしがあります。なによりも勇気が、村や仕事やお世話になっている人々を好きなのが伝わってきて、良かったです。

コメント

トラックバック