だいじょうぶ3組2014/09/04

だいじょうぶ3組
「だいじょうぶ3組」 乙武 洋匡・著 講談社文庫
松浦西小学校に5年3組の担任としてやってきたのは、手と足がない赤尾先生とその介助員である白石先生。
クラスの中で起こる数々の問題を通して、知恵をしぼって対処していく。新任教師の、赤尾先生も同僚教師たちの忠告を受けて、子どもたちと真剣に向き合って成長していく。
実体験を参考にして書いてあるので、いきいきとリアルに描かれています。介助員の白石先生は幼なじみで親友だし、良い先輩教師にも恵まれています。相談にのってもらって、自分の考えを取り入れて、クラスがまとまっていきます。
小学校からは、かけ離れてしまったし、子どももいない私ですが、とても面白く読みました。昔も今も小学校では、事件は起きるし、その時の大人の介入の仕方は、とても重要だなぁと思いました。感涙です。