僕たちは世界を変えることができない。2011/10/16

僕たちは世界を変えることはできない
「僕たちは世界を変えることはできない。」を観てきました。
知らずに行ったのですが、深作健太監督と柄本祐さんの舞台挨拶とトークショーがあって、映画の裏話などが聞けて楽しかったです。

医大に通う大学生の田中甲太(向井理)は、バイトしたり、合コンへ行ったり、忙しいけど、なんだか物足りない生活をしていた。ある日郵便局で見たカンボジアに屋根のある学校を建てようというボランティアのパンフレットに目が止まり、仲間に呼びかけてやってみようと誘う。集まってきたのは、同じ大学の仲間・柴山(柄本祐)と矢野(窪田正孝)と、合コンで知り合った、チャラ男っぽい本田(松坂桃李)。サークルを立ち上げ、イベントを開催し、学校建設に必要な150万円を貯めようと活動を開始する。その後、カンボジアのことを知るために現地へ行った4人は、想像を超えた現実を見ることになる。ポルポト時代の大虐殺の歴史やHIV感染者が多いこと、地雷の埋まる地で生活する人々。帰国後、次々と起こる問題、仲間割れなど、挫折しそうになりながらも、軽いノリで始めた活動が真剣なものになっていく…。

ドキュメンタリー風に描かれていて、映画を観た人がカンボジアのことを知り、興味を持ってくれるのではないかと思います。ポルポト政権下の大虐殺があったことは知っていても、おびただしいほどの頭蓋骨が残っていて展示されているということも驚きました。反面、発展途上のパワーを秘めた国の様子や、美しい自然、アンコールワット、元気な子供たち、見所の多い映画でした。
トークショーで質問した人は、今日で7回目の鑑賞だと言っていました。
イケている俳優の向井理が、ちょっとイケていない役を演じているのが、違和感がありました。

★★★☆☆

コメント

_ りさ ― 2011/10/18 20:08

マツキヨとビオレの懸賞で、この映画チケットを当てようと
頑張ったのですが、はずれちゃいました。
映画の評判もなかなかよいようですね!
トークショー、ラッキーでしたね。
先日みた「エンディングノート」、数日後に砂田監督のトークショー
があったと知り、悔しい思いをしました(笑)
もうちょっと早く劇場サイトにアップしてくれてたら
その日に合わせて行ったのになあ。。

_ spice管理人 ― 2011/10/18 23:09

10月末まで有効の映画館のチケットを前に買っていたので、利用しました。観たのは良かったですが、私は何度も観たいとまでは思わなかったです。トークショーはトクした感じがします。

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