Spice -映画・本・美術の日記-

アルゼンチン・フランス合作「幸せパズル」を観てきました。
主婦のマリア・デル・カルメンは、愛する夫と成長した2人の息子と共に幸せに暮らしている。50歳の誕生日を迎えて、プレゼントの中に、ジグソーパズルがあったことがきっかけとなって、自分でも気付かなかったパズルの才能があることを発見する。パズル大会出場のパートナーを募集していた富豪のロベルトと出会い、一緒に練習するようになる。楽しくて夢中になっていくマリアだったが、家族は理解してくれない…。
ジグソーパズルに世界大会があるとは知らなかったです。家族のために愛情を持って尽くしてきたマリアですが、はじめて夢中になれるものをみつけるのです。幸せに暮らしているけど、何か物足りない、微妙な女心を上手に描いています。もっといろいろな展開があるのかなぁと思ったんだけど、そうでもなくて、やや残念な気もしますけど、大人の対応、大人の考え方でしめくくります。でも新しい自分探しの物語です。

★★★★☆