大名倒産 下2024/08/25



「大名倒産 下」 浅田 次郎 文春文庫
美しい故郷とお家を守りたい。天下一の塩引鮭が名産の御領国・越後丹生山へ初入りした若殿・小四郎。そのなりふり構わぬ姿に、国家老が、商人と民が、そして金が動き始める。貧乏神や七福神も巻き込んで、奇跡の経営再建は成るか?
群像劇と言いますか、多くの登場人物が、何度も出てきて、多様な話になっています。小四郎が主人公かと思えば、意外と出てこなかったです。
多かったから、私には誰が誰だったっけと、見失いがちでした。映画化もしていたから、映画はわかりやすくなっているのかもしれません。観てみたいです。七福神も出てきたのだろうか。