燃えよデブゴン TOKYO MISSION2021/01/08


燃えよデブゴン TOKYO MISSION

「燃えよデブゴン TOKYO MISSION」 TOHOシネマズ日比谷
自分の結婚写真撮影日に遭遇した銀行強盗犯を追跡し、そのさなかに警察長官を轢き殺してしまいそうになったことで、閑職のデスクワークに左遷された熱血刑事のファーロン(ドニー・イェン)。プライベートでは婚約者から別れを切り出され、暴飲暴食に走った挙句に激太りする。やがて強盗事件の容疑者を日本まで連行する任務についたファーロンだったが、ヤクザの麻薬抗争に巻き込まれて容疑者が行方知れずに。それでも、並外れた身体能力と正義に燃える心を失っていなかったファーロンは、日本の遠藤警部(竹中直人)と協力し、捜査を進めていくが……。
アクション俳優のドニー・イェンが、メイクで激太りした熱血刑事に扮し、日本を舞台に大暴れ。かなりコメディタッチなので、今まで見た映画「イップ・マン」シリーズや「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」等のイメージとはずいぶん違いました。そもそもこのポスターを見てもドニー・イェンだとわからないですよね。でも、太った姿で、華麗なアクションを見せてくれるのはすごいです。スピーディで身体も柔らかいです。
竹中直人は「Shall We ダンス?」の時のような感じでした。芸人のバービーも出ていましました。
ファーロンは、武闘の達人だけど、多くの物を破壊しまくります。犯人を検挙しても、修理代が高くついてしまうので、警察でも頭も悩ませています。任務で日本へ行くと、見慣れた風景はあるものの、日本とは違う不思議な雰囲気の歌舞伎町やら築地市場などが出てきます。そこでも、壊しまくります。看板の文字は、ちゃんとした日本語だけど、中国っぽい街並みの歌舞伎町でした。東京タワーでも、戦います。高所恐怖症の人なら、怖いでしょうね。こちらもセットでやっていると、わざわざ先にお断りが入っていました。
古き良き香港映画のようで、気軽に見れます。最後にはジャッキー・チェン映画のように、メイキング映像もありました。

★★★☆☆ 3+