なさけの左甚五郎 ― 2026/05/15

「なさけの左甚五郎」 白蔵 盈太 文芸社文庫
秋になって肌寒くなってきたが、甚五郎と弟子の伊蔵はまだ逃げ出したお美弥の幽霊を見つけ出せずにいた。ところが、ひょんな出来事をきっかけに驚愕の事実が判明。お美弥の身に起きた悲劇の鍵となるのは、かつて甚五郎が弁天様と交わした約束だった。真実を確かめるべく、弁天様の像が待つ琵琶湖に向けて一人で旅立つ甚五郎と、後を追う伊蔵だった。
「みぎての甚五郎」に続くのシリーズ第2弾。天才彫師の甚五郎が旅の途中で人助けしながら、お美弥が成仏できるようにしようとします。でも1冊目に比べるとテンポが遅くなって、なかなか話が進んでないような気がしました。弁天様は神様のクセに人間くさいし、良い神様ではないようです。先が思いやられます。素晴らしい彫り物を作るのは面白いのですが、果たしてどのように着地するのでしょうか。まだまだ途中でした。
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