イクサガミ 天2025/11/19



「イクサガミ 天」 今村 翔吾 講談社文庫
明治11年。大金を与えるとの怪文書により、強者たちが京都の寺に集結。始まったのは点数を奪い合う〈こどく〉という遊び。各地点を通過するために必要な点数を稼ぎながら、東海道を辿って東京を目指す。木札を奪い合い、殺し合いが始まる。剣客・嵯峨愁二郎は、12歳の少女・双葉を守りながら進むも、強敵が次々と現れる。
シリーズの1巻目、内容はバトルロワイヤルの様な感じなのだが、1人になるまで殺し合うというわけでもないので、仲間を作って協力しても良さそう。しかし、東京に着いてから、またその先のルールはわからない。目的は何なのか、参加者の中には良い人もいるが、凶人もいる。それぞれに目的もあり、優しく近づいて来ても、それが本音とは限らない。
読みやすく、わかりやすい文章で、すごいハマりました。次は何が待ち受けるのか、どんな技が繰り出されていくのか。Netflixで岡田准一くん主演で映像化していますが、ピッタリな配役です。
仲間を集めようとはしていないが、自然にチームっぽくなっていきそうです。得意分野が違う人たちと協力し合うのも良いです。ロードムービーのように進んでいくのだけど、むしろロールプレイングゲームみたいです。時代劇ファンのみならず、ゲーム好きの若者が読んでも面白いのではないでしょうか。みんなが生き残れるのか、多分そうはいかないのだろうけど、最終的にはどんな結末が待っているのか、今から楽しみです。

コメント

トラックバック