一橋桐子(76)の犯罪日記2026/07/16



「一橋桐子(76)の犯罪日記」 原田 ひ香 徳間文庫
老親の面倒を見てきた桐子は、気がつけば結婚もせずに、76歳になっていた。少ない年金と清掃のパートで細々と暮らしているが、貯金はない。孤独死して迷惑をかけるかもしれない。ある日、テレビを見ていたら、高齢受刑者が刑務所で介護されているのを知る。いっそ刑務所にはいれないか。人に迷惑をかけないような犯罪で、長く刑務所に入っていられる犯罪を模索し始める。
あらすじも知らずに、読み始めたけど、タイトルと表紙の絵から、シニア女性2人が、犯罪事件を解決する推理ものかと思ってました。全然違って、主人公の桐子が将来を心配して、刑務所に入れないかと画策する話でした。でも人の良さが出てしまって、殺人なんてできないし、軽い罪ではなかなか刑務所に長く入れないし、なんて悩む日々。でも真面目に働いているからこそ、いろいろな出会いや、助けがあります。
良い話でした。もっと絡んでくるかと思ったら、そうでもなかったのは、万引きGメンの女性。他にも人が多いから、ちょっとこんがらがってしまったけど、それぞれキャラが濃かったです。

コメント

トラックバック