エミリア・ペレス ― 2025/04/14

「エミリア・ペレス」 丸の内ピカデリー
メキシコシティの弁護士リタ(ゾーイ・サルダナ)は、麻薬カルテルのボスであるマニタス(カルラ・ソフィア・ガスコン)から極秘の頼み事をされる。過去を捨て、性別適合手術を受け、女性として新たな人生を用意してほしいと。リタは綿密に調査し、様々な問題をクリアしてマニタスは姿を消す事に成功した。数年後、エミリア・ペレスという女性として、マニタスがリタの前に現れる……。
ジャック・オーディアール監督作品は「パリ13区」が気に入っています。「ディーパンの闘い」も観ました。毎回、違った斬新な作品を撮っていたす。今作もシビアな内容なのに、まさかのミュージカルでした。私はとても面白かったですが、好みは分かれるかもしれません。マニタスとエミリアを演じるカルラ・ソフィア・ガスコンが、迫力あって良かったです。ゾーイ・サルダナも、今までの作品からは、歌って踊ったりするのは珍しいので、新鮮でした。過去を捨てると言っても、どうしても捨てられないエミリアの気持ちはわかるけど、結末に向かって、ハラハラしました。
★★★★☆ 4+
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