パストライブス/再会2024/04/20



「パストライブス/再会」 TOHOシネマズ日比谷
ソウルに暮らす12歳のノラとヘソン。お互いに思い合っていたが、ノラが家族で海外移住する事になり、離れ離れに。24歳の時にオンラインで再会を果たす。ニューヨークとソウル、簡単に会えずに、すれ違ってしまう。更に12年後、ノラはアーサーと結婚しているが、ヘソンはノラに会う為に、ニューヨークを訪れる。24年ぶりに実際に会った2人の再会の7日間……。
アメリカ、韓国の合作。大人の恋愛ものと言う感じがしました。時間は経過していくけど、映画は割とゆったりとしていました。じっくり撮っているというか。セリフは少な目で、表情やしぐさから心情が伝わるのが良かったです。でもどこかクールなノラの気持ちはよくわからないけど、揺れ動いているのも伝わるところがありました。韓国を体現していれようなヘソン。韓国を離れ、自由な思想を持つノラ。夫婦ともにライターなので、会話がシャレています。旦那さんはノラの事が大好き、心配しつつ優しく見守っています。ニューヨーク観光も素敵です。会話に出てくるだけだけど、韓国の会社って大変そうです。男性は兵役もあるし。
この映画は終わり方が良いです。オープニングも良かったけど、終わり方で全体がまとまりました。

★★★★☆ 4+

自転しながら公転する2024/04/18



「自転しながら公転する」 山本 文緒 新潮文庫
母の体調が悪くて、実家に戻ってきた32歳の都。アウトレットモールのアパレルで契約社員として働いている。同じモールで働く貫一と付き合い始めるが、彼との結婚は見えない。職場、家族、恋愛と問題が山積み。思い悩みながら、自分の生きる道を模索していく。
都は東京で働いていたのに、母の為に茨城県の実家に戻ってきました。母の問題は更年期障害だが、かなり深刻で、家事もままならない。日によっても違うようです。自分のしたい仕事は?運命の人は?等身大の女性が、悩みながらも、頑張っていくので、暗い気持ちにもならずに、共感できるところが多かったです。特別な不幸ではないけど、誰もが大変な思いをしています。全てが思い通りにいく人はいません。妥協しなければならない事もあるし、何が大切なのかを選択していかないとなりません。とても面白かったです。

クラユカバ2024/04/17



「クラユカバ」丸の内TOEI
私立探偵の壮太郎(声:神田伯山)は、人探しの為、情報屋の少女に協力してもらうが、戻ってこない。その頃、世間を騒がす集団失踪事件が頻発していた。目撃者なし、意図も不明。現場には不気味な轍が残っていた。手がかりを求め、荘太郎は街の地下領域・クラガリへと潜り込む。そこには地下都市があり、爆進する装甲列車と指揮官のタンネと出会う。
「クラメルカガリ」と同じ監督・塚原重義作品。こちらも世界観が素晴らしい。昔の日本に蓄音機から流れるような音楽、テンポ良く不思議な世界が展開していきます。失踪事件の目的は、私にはハッキリわからなかったけど、面白かったです。「クラメルカガリ」「クラユカバ」どちらも好きです。1作が1時間位の上映時間なので、続けて鑑賞しました。短いけど、見どころも多いし、物足りなさも感じなかったです。神田伯山さんは、話術で魅了する人でしょうから、違和感なく声も良かったです。

★★★★☆ 4

クラメルカガリ2024/04/16



「クラメルカガリ」 丸の内TOEI
零細採掘業者がひしめく炭鉱町、通称「箱庭」で育った少女カガリは、日々迷宮の如く変化する町の地図を書き留める事を生業としている。幼なじみのユウヤも同じく地図作りをしているが、箱庭からの脱却を夢みている。
昨今、頻発する不審な陥没事故は、次第に2人の日常を侵食し始める。
絵が好きな感じでした。明治や大正時代のような、昔の日本らしき雰囲気も良いです。ロボットや銃が出てきて、昔の日本ではないですが、SFがミックスされた温故知新な作品でした。面白かったです。でも謎な部分もいろいろありました。長い話の一部分なのかもしれません。

★★★★☆ 4

白スンドゥブ定食2024/04/15



日比谷の“韓日々(ハンメイル)”にて、白スンドゥブ定食を食べました。辛くないスンドゥブです。激辛ラー油を入れて、ちょっと辛くして食べました。

実家ごはん・天ぷらうどん2024/04/14



実家で天ぷらうどん。煮物とブロッコリー。天ぷらは買ってきたお惣菜だそうです。半熟加減の玉子が良かったな。

クリス・べレンス 素晴らしき地下世界2024/04/12



「クリス・べレンス 素晴らしき地下世界」 メグミオギタギャラリー
オランダの画家クリス・べレンスの個展です。超精密な絵ですが、少女が可愛らしい。そして不思議な動物たちがまた秀逸です。写真ではわからないですが、凹凸があるあって、四角く区切られています。独特な技法だと思いました。オススメです。4月27日まで。

オッペンハイマー2024/04/10



「オッペンハイマー」 TOHOシネマズ日比谷
第2次世界大戦中、才能ある物理学者のロバート・オッペンハイマー(キリアン・マーフィー)は、核開発を急ぐ米政府のマンハッタン計画において、原爆開発プロジェクトに参加する。優秀な科学者らを率いて、実験を成功させて、威力を目の当たりにする。更に実戦で投下された事で、恐るべき大量破壊兵器を作り出してしまった事に衝撃を受ける……。
アカデミー賞最優秀作品賞受賞作。時系列があっちこっちに行くし、登場人物が多いから、ちょっと混乱します。感動と言うより、原爆を作った人々や、その裏舞台を見る人間ドラマ。映像やファッションなどがカッコ良かったです。時代のせいか、やたらタバコを吸ってました。かなり音が大きかったです。核が連鎖して爆発していく様子を予想しているのか、オッペンハイマーの頭の中で考えているようなシーンなんでしょうか。
日本人としては複雑な気持ちになります。戦争を終わらせる為に、大量虐殺していいのか。日本がもっと早く降伏していたらなど、考えてしまいます。開発を成功させた中心人物のオッペンハイマーをアメリカ国民が、絶賛しているのが辛いです。オッペンハイマーの私生活も描かせていました。でも聴聞会のようなシーンが多かったです。
主演男優賞、助演男優賞も受賞していますが、ビックリするぐらい多くの有名俳優が出ていて豪華でした。

★★★★☆ 4

イタリアンランチ2024/04/09



日比谷の“トラットリアチャオ”で、友達とランチ。サラダバーとドリンクバーがあるので、お得感。野菜がいっぱい食べられます。パスタやデザートも食べたけど、写真を撮るのを忘れて、食べてました。