HAIBARA Art & Design2024/01/29



「HAIABARA Art & DESINGN 和紙がおりなす日本の美」 三鷹市美術ギャラリー
日本橋に店舗を構える「榛原(はいばら)」は1806年創業。装飾用の加工紙などを販売してきました。お店で見ても楽しいですが、明治から昭和初期に制作された貴重ない物を見る事ができます。河鍋暁斎や川瀬巴水、竹久夢二、酒井抱一なども手がけた作品がありました。
画家が描く団扇絵、きれいなまま残っています。華やかな千代紙など、使うのがもったいないですね。綺麗でした。

ハッピー龍イヤー!2024/01/25



「ハッピー龍イヤー! 〜絵画・工芸の龍を楽しむ〜」 静嘉堂@丸の内
今年の干支に因んで、龍が描かれている作品の展示でした。絵もあるけど、陶器が多かったかな。龍モチーフのものが、好きです。干支の中では唯一、架空の生き物ですね。ちょっと滑稽な龍もいました。どこに龍があるか、探してしまう作品もありました。今年ならではの展示でしょうか。日本をはじめ中国などアジアでは龍が描かれている物が多いようです。

ゴッホと静物画 伝統から革新へ2024/01/11



「ゴッホと静物画 伝統から革新へ」 SOMPO美術館
フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)を中心に17世紀から20世紀初頭まで、ヨーロッパの静物画の流れを見ることができます。ゴッホが影響を受けたであろう先人達の作品や、さらに次世代の画家たちの作品まで。
お花の絵がいっぱいでした。
2020年に企画していた展覧会が、コロナ禍のために中止になってしまいましたが、やっと開催されたものです。10月からやっていたのに、行くのが遅くなってしまい、かなり混雑していました。ゴッホの絵をたくさん所属するクレラ=ミュラー美術館や、アムステルダムのファン・ゴッホ美術館からたくさん来ていました。
予想以上に、良作揃いで満足しました。


ひまわりに焦点をあてた作品もあって、こちらの人物も出ている絵が可愛らしかったです。

2023年美術展ベスト102024/01/01



1位 野又護Continuum想像の語彙
2位 甲斐荘楠音の全貌
3位 ウェス・アンダーソンすぎる風景展
4位 マティス展
5位 憧憬の地ブリュターニュ
6位 重要文化財の秘密
7位 亜欧堂田善展
8位 テート美術館展光
9位 山下清展
10位 佐伯祐三 自画像としての風景

もじイメージGraphic展2023/12/28



「もじイメージGraphic展」21_21DESIGN SIGHTギャラリー1&2
パソコン上で出版物や印刷物のデータ制作を行うDTP環境やインターネット上のコミュニケーションがふきゅうしてきた1990年代以降のグラフィックデザインを、日本語の文字とデザインを中心に紹介しています。グラフィックデザイナーやアートディレクターの個性的な作品を展示しています。
文字を使ったデザイン。文字自身もデザインされています。独特すぎて字としても読めないものもありましたけど、ポスターや看板など、本の装幀なども、文字を使うものは、いつも目にしています。文字も漢字、カタカナ、ひらがな、ルビも。絵も組み合わせて多くのデザインが出来上がっているものです。


東京ミッドタウンの庭にあうオシャレな建物のギャラリーでした。

和田誠 映画の仕事2023/12/22



「和田誠 映画の仕事」 国立映画アーカイブ
日本を代表するグラフィックデザイナー、イラストレーターの和田誠(1936-2019)にとって、映画は人生の友であり、創造の泉でもありました。映画ポスターの制作や、映画に関わる仕事を数多く手掛けています。ついには自分で映画の監督もして、それがヒットするという、なんとも多才な方です。世界の映画人を描いたイラストレーションは、何の映画か、誰を描いているのかわかり、更にデザイン的にも優れていました。前に和田誠展に行きましたが、今回は映画に特化されていました。
和田誠監督には、若き日の真田広之さんが出ているのが、多いと思いました。近頃は、ハリウッドで活躍して、日本映画にはほとんど出ていませんね。

ノラネコぐんだん展2023/12/12



「ノラネコぐんだん展」松屋銀座8階イベントスクエア
「ノラネコぐんだん」は、漫画家で絵本作家の工藤ノリコさん作品で、絵本シリーズが、大ヒットしているそうです。表情が面白いのと、ぐんだんになっている事で、リズムが生まれているように感じます。原画や映像作品を展示しています。ほのぼののした画風です。食べ物がいっぱい出てきて、美味しそうな絵でした。


フォトスポット、真ん中に入って写真を撮ると良いのでしょうね。

遠藤周作展と泰巖歴史美術館2023/12/10



「遠藤周作展」 町田市民文学館ことばらんど
作家・遠藤周作(1923-1996)は、生誕100年です。町田市に暮らしていた事があるそうです。
直筆原稿や本、現代作家が読み解く遠藤文学など。ファンの方が楽しめる展示だと思います。私はあんまり読んでいないです。
町田市立国際版画美術館へ行く途中に見かけたので、帰りに寄ってみました。

町田市に行ったついでに、もう一つ回ってきました。


泰巖歴史美術館(たいがんれきしびじゅつかん)は、戦国時代からの江戸の古文書、武具、茶道具などの歴史史料を展示しています。織田信長を中心としたものが、多かったです。甲冑や火縄銃を見ていたら、映画「首」を思い出して、面白かったです。戦国武将の本物の貴重品がいっぱいありました。立派な美術館でした。

楊洲周延展 他2023/12/10



「楊洲周延 明治を描き尽くした浮世絵師」町田市立国際版画美術館
楊洲周延(1838-1912)は明治わ代表する浮世絵師。役者絵や、歴史絵をはじめ、時代の変化に合わせて、モダンな洋装をした女性たちの絵も多く描いています。ビビットな赤色が映える版画が多かったです。
町田市立国際版画美術館に初めて行きました。展示作品が多くて、たっぷり見ることができました。周延だけでなく、師匠や弟子の作品も紹介されていました。特別展示の「腐食の刻 エッチングの世界」も見てきました。
企画

企画展

展示会 おいしい児童書2023/11/21



「展示会 おいしい児童書」国際こども図書館
国際こども図書館の所蔵資料から、「食」にまつわる児童書を展示していました。日本のだけではなく、海外の絵本もあり、食べ物の出てくる本って、多いですよね。懐かしく昔読んだ本や、最近の知らない本まで、かわいいのやら、写実的な絵の本もありました。
原画展と言うわけではないのです。並べられている本の表紙を見るだけでした。ミュージアムグッズもなかったです。