デ・キリコ展2024/07/07



「デ・キリコ展」 東京都美術館
ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)は、広場や室内を描きながら、歪んだ遠近法、脈略のないモティーフの配置、幻想的な雰囲気によって、日常に潜む非日常を表した絵画を描きました。シュルレアリスムの画家をはじめ、多くの芸術家に衝撃を与えました。70年にわたる画業をテーマ別に分けて、初期から晩年にかけて作品を紹介しています。舞台美術や彫刻もありました。
昔からジョルジュ・デ・キリコが好きでした。特にイタリア広場が出てくる、夢の中のような絵が好きです。前にもキリコ展に行った事あるけど、よく知らない事も多かったです。古典的な画風の絵も多く描いていた事。なんとなくヨーロッパ人かなと思っていたけど、今回初めてわかりました。キリコは両親はイタリア人ですが、生まれはギリシャでした。ギリシャで育ち、その後いろいろな国に住んでいるようです。人形のような人型の絵をたくさん描いていますが、「マヌカン」と呼ばれているのかとか、逆に人物を描くと、表情が面白かったです。室内なのに、自然の風景だったり、戦闘の絵なのに、狭い室内だったり、不思議ワールドでとても面白かったです。



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