えにし屋春秋2024/01/26



「えにし屋春秋」 あさの あつこ・著 ハルキ文庫
浅草の油屋・利根屋の娘お玉に、大店の主人との縁談が持ち上がった。しかし、お玉は姿を消してしまう。利根川の体面と命運をたくされて、奉公人のおまいが一時的な身代わりとなった。えにし屋のお初に、美しく着飾らせてもらい、見合いに臨む。しかし、お玉の行方は一向にわからず、拐かしか、家出か、家族もおまいもヤキモキする。えにし屋は、縁を商う。結びたい縁、切りたい縁の手助けをする……。
シリーズ第1作らしい。面白かったです。えにし屋というのは変わっていました。珍しい職業です。今までにない仕事を考え出して始めたようです。なかなか忙しいらしく、一見さんお断りで商売をしています。調査などに手をかけています。年配の才蔵を頭にお初が働いています。お初は不思議な魅力があって、2つ目の話で過去がわかりました。えにし屋を始める前、過去の苦労など、興味深かったです。一応の完結はあるものの、今後がどうなるのか気になります。

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