銀座「四宝堂」文房具店2023/06/10



銀座「四宝堂」文房具店 上田 健次・著 小学館文庫
銀座のとある路地の先に、天保5年創業の文房具店「四宝堂」がある。店を1人で切り盛りするのは、まだ若い青年・宝田硯。様々な悩みを抱えたお客が、店を訪れる。両親に代わり育ててくれた祖母に、感謝の気持ちを伝えようとする青年。今日中に退職願を書かなければならない女性など。文房具と店主のアドバイスで、心を解きほぐしていく。
作者は違うけど「活版印刷三日月堂」の設定に似ていました。手紙が多く出てくるし、文房具が好きたから、面白かったです。近くに素敵な喫茶店もあるようです。悩める人に文房具屋の店主は親切過ぎます。美味しいお茶とお菓子を振る舞ってくれます。文房具もいろいろ出てきました。これは続きはないのかな。店主が何考えているかわからないところがあり、話としても、まだ続きそうな気がします。

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