蒼路の旅人2023/06/03



「蒼路の旅人」 上橋 菜穂子・著 新潮文庫
新ヨゴ国のチャグム皇太子は、若者に成長。帝との対立もあり、祖父を助けるために、罠かもしれないと思いつつ、大海原へ飛び出していく。強国のタルシュ帝国が迫りつつあり、隣国のサンガルはどうなるか、新ヨゴ国の未来を模索する。
まだ少年だったチャグムは、命を狙われてバルサと共に旅をした過去が、チャグムを大きく変えた事がわかります。国の外を知らなかったひ弱かった男の子が、立派になって、応援したくなりました。この話は、ドラマでもありましたが、タルシュ帝国は残忍で強大で、とても敵わないと思えました。このシリーズは、旅人と言うタイトルは、チャグムが中心でバルサが出てこないのですね。
気になりところで終わったので、チャグムの次なる成長も見守りたいです。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
3+2=

コメント:

トラックバック