蹴りたい背中2023/03/26



「蹴りたい背中」 綿矢 りさ・著 河出文庫
“この、もの哀しく丸まった、無防備な背中を蹴りたい”長谷川初実は、陸上部の高校1年生。ある日、オリチャンというモデルの熱狂的ファンであるにな川から、彼の部屋に招待されるが…クラスの余り者同士の奇妙な関係を描く。史上最年少19歳での芥川賞受賞作。
みずみずしい感性、恋ではなく複雑な気分を文字で表しています。ちょっと変わっていました。クラスの中で浮いた存在の主人公、友達が輪に入れてあげようとしても、拒否してしまいます。そんな風に入れてもらう事を望んでいないのです。実行するかは別として、背中を蹴りたくなってしまう気持ちも、わかる気がします。

中華そば味玉2023/03/27



“中華そば福味”東京駅KITTE店で、中華そば、味玉入り、美味しかった。味玉はトロトロ半熟でした。

長ぐつをはいたネコと9つの命2023/03/27


長ぐつをはいたネコと9つの命

「長ぐつをはいたネコと9つの命」 TOHOシネマズ日比谷 字幕
帽子に羽根飾り、マントと長ぐつがトレードマークのお尋ね者の賞金首ネコ、プス(声:アントニオ・バンデラス)。剣を片手に数々の冒険をし、恋もした。ところが、気が付けば9つあった命は残り1つになっていた。急に怖くなり、賞金首でいることをやめて家ネコになることにしたが、プスを狙う敵の襲来を受け、平和な生活はすぐに壊されてしまう。そんな時、どんな願い事もかなうという「願い星」の存在を知ったプスは、再び命のストックを得るため旅に出る。
元カノや新しい仲間も加わって、ファンタジックだけど、ハードな冒険になります。
スクリーンが大きいと、スピーディーなアクション映像に迫力がありました。ネコではなくワンコが新しいキャラクターとして登場しますが、ボロボロだけど、純粋なかわいい犬でした。字幕だったので、アントニオ・バンデラスの歌も聴けたし、全体的にスペイン風なノリで、それほど期待していなかったけど、面白かったです。

★★★★☆ 4

イタリアンランチ2023/03/28



友達とよく行く有楽町の“イルバロッコ”で、ホリデーランチ。パスタをシェアしてたべました。緑のはヤリイカのジェノベーゼ大葉風味、ジェノベーゼというより大葉の味が強くて良かったです。あとは茄子の入ったトマトソースのパスタです。

江戸絵画の華 第2部 京都画壇と江戸琳派2023/03/28



「江戸絵画の華 第2部 京都画壇と江戸琳派」 出光美術館 
第1部とガラッと展示替えするというので、2部もなんとかギリギリに行ってきました。第2部は円山応挙や、その弟子が多かったです。江戸琳派は、酒井抱一、鈴木其一など、日本らしい季節の絵や、動植物などでした。 
いろいろな絵師の虎の絵があったけど、円山応挙の動物の絵は良いです。

フェイブルマンズ2023/03/29


フェイブルマンズ

「フェイブルマンズ」 TOHOシネマズ日比谷
巨匠スティーブン・スピルバーグが、映画監督になるという夢をかなえた自身の原体験を映画にした自伝的作品。
初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になった少年サミー・フェイブルマンは、母親(ミシェル・ウィリアムズ)から8ミリカメラをプレゼントされる。家族や仲間たちと過ごす日々のなか、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求めていくサミー。母親はそんな彼の夢を支えてくれるが、父親はその夢を単なる趣味としか見なさない。サミーはそんな両親の間で葛藤しながら、さまざまな人々との出会いを通じて成長していく。
偉大な監督が、どのように映画に目覚め進路を決めていくのかは、興味深かったです。友達を集めて映画を撮ったり、学校の卒業記念的な映像を撮ったりしていました。今では貴重ですよね。スピルバーグに撮ってもらった映像なんて。
とても頭が良い人だと思います。アイデアマンです。映像をいかに撮って編集するか、発砲シーンなんて、よく考えつくなぁと、迫力ある映像にするためにどうするか、以後の作品に引き継がれていると思います。
家族の物語でもあるので、プライベートな内容もありました。母の影響は大きいと思いますが、大きな悩みを与えたのも母でした。妹が3人もいるのですね。大きな驚きはないけど、良かったです。

★★★★☆ 4

江戸さくら通りの夜桜2023/03/29



日本橋三越横の道は、桜のライトアップしていました。江戸さくら通りというらしいです。夜は工事中でしたけど、歩道から桜を見ることができます。日本橋方面に行ったついでに見ました。


メグレと若い女の死2023/03/30


メグレと若い女の死

「メグレと若い女の死」 新宿武蔵野館
1953年。パリ・モンマルトルのバンティミーユ広場で、シルクのイブニングドレスを着た若い女性の遺体が発見される。真っ赤な血で染まったドレスには5カ所の刺し傷があった。捜査に乗り出したメグレ警視(ジェラール・ドパリュデュー)は、その遺体を見て複雑な事件になると直感する。遺体の周囲に被害者を特定できるものはなく、手がかりとなるのは若い女性には不釣り合いなほど高級なドレスのみ。被害者の素性とその生涯を探るうちに、メグレ警視は異常なほどこの事件にのめり込んでいく。
1950年代のパリにファッションやお店の様子などに目を奪われます。カフェもレストランも、冒頭の洋服のお店もなんてステキなんだろう。電話が交換手を通している時代でした。もちろん、出てくる人のファッションもおしゃれで、女性がみな美しいのです。映像にすごく凝っているのがわかります。さすがはパトリス・ル・コント監督です。
メグレ警視シリーズにも興味がありました。設定が身長180cm、体重100㎏だったかな。ジェラール・ドパリュデューにピッタリです。
事件はそれほど、スッキリしないものの、全体的に漂う哀愁ある雰囲気がとても好きでした。

★★★★☆ 4+

あなたは、誰かの大切な人2023/03/31



「あなたは、誰かの大切な人」 原田 マハ・著 講談社文庫
勤務先の美術館に宅配便が届く。差出人はひと月前、孤独のうちに他界した父。つまらない人間と妻には疎まれても、娘の進路を密かに理解していた父の最後のメッセージとは……(「無用の人」)。歳を重ねて寂しさと不安を感じる独身女性が、かけがえのない人に気が付いたときの温かい気持ちを描く6編
原田マハさんのアート系の本かと思ったら、そうでもなく、美術関係の仕事をしている人は出てきましたけど、画家についての話ではなかったです。表紙がマーク・ロスコの作品だったから、その画家が出てくるのかと思っていましたが、マーク・ロスコのことはほとんど出てきませんでした。
良いですけど、短い話なので、そんなに印象に残らなかったです。いろいろな話の部分的には覚えています。仕事を持っている独身女性の話が多くて、大切に思ってくれているのは、やはり家族の話が多いです。他にはいつも美味しい料理をごちそうしてくれる人や、一緒に旅行する友達なども出てきました。