フィンランドの朝ごはんとケーキ ― 2023/03/16

“ワールド・ブレックファスト・オールデイ”銀座店へ。2~3月は、フィンランドの朝ごはんです。フィンランドは行ったことはないけど、憧れの国です。朝ごはんだけど、友達とディナーで食べました。キノコソテー以外は、知らない料理です。
サラダは、ジャガイモやビーツなどの野菜をサワークリームで和えてあります。中心にあるのは、ライ麦のクレープ状になっているものに、ミルク粥がのっていて、その上にゆでたまごとバターを和えたものがのっています。素朴な味でした。あとはサーモンです。

フィンランドの朝ごはんの後は“銀座ウエスト”でケーキを食べました。
オットーという男 ― 2023/03/17

「オットーという男」 TOHOシネマズ日比谷
町の嫌われ者でいつもご機嫌斜めなオットー(トム・ハンクス)。曲がったことが許せない彼は、近所を毎日パトロールしてはルールを守らない人に説教を垂れ、挨拶をされても仏頂面で、野良猫には八つ当たりをするなど、面倒で近寄り難い存在だった。しかし、そんなオットーも人知れず孤独を抱えている。最愛の妻に先立たれ、仕事も失った彼は、自らの人生を終わらせようとしていた。ところが、向かいの家に越してきた陽気な女性マリソル(マリアナ・トレビーニョ)とその家族が、なにかと邪魔をして、死のうと思っても死ぬことができない。しかし、そんな迷惑なはずの一家の出現が、彼の人生を変えてくことになる。
スウェーデン発のベストセラー小説を映画化。スウェーデン映画の「幸せなひとりぼっち」と流れは同じだけど、演じる人も違うし、国や時代が違うとまた変わっています。SNSを利用するところもありました。トム・ハンクスはさすがです。しっかり良い話になっていました。トム・ハンクスの若い頃を演じているのは、トム・ハンクスの息子さんでした。そんなに似てもいないかな。他の兄弟のコリン・ハンクスの方が似ていますが。プロデューサーは、トム・ハンクスの奥さんだし、家族ぐるみの作品でした。「エルヴィス」の時のトム・ハンクスはちょっと悪い人だったけど、オットーも嫌われ者だけど、なんだかんだ良い人で、周囲の人を助けていました。「幸せのひとりぼっち」と比較して観るのも面白いです。
★★★★☆ 4
風神雷神 Juppiter,Aeolus 下 ― 2023/03/18

「風神雷神 Juppiter,Aeolus 下」 原田 マハ・著 PHP文庫
織田信長の命を受け、狩野永徳による傑作『洛中洛外図屏風』をローマ法王に届けるため、天正遣欧少年使節ともにヴァチカンへの旅に出た俵屋宗達。嵐や日照りなど、幾たびも降りかかる試練をかいくぐりながら、一行はついにヨーロッパの地にたどり着く。そこで、宗達を待ち受けていたものは、輝かしい西洋美術の数々、スペイン国王をはじめとする高貴なる人々、そしてもう一人の天才絵師との出会いだった……。
俵屋宗達は謎の多い絵師だったので、実際の話はわかりません。ましてやこの時代にローマまで行っているとは思えないです。でもなんとも夢のある冒険談でした。原田マハさんの美術関係の小説は、外国の画家の話を中心に読んでいましたけど、この本は織田信長や、狩野永徳などが出てくる、日本の時代物。でも外国へ向かうことによって、同じ時代にどんな人がいたのか、わかりやすかったです。フェリペ2世や、メディチ家、ルネサンスの頃がどのようにあたるのか、有名な絵もたくさん出てきて、興味深いです。しかし、途中いくつかの国に逗留しながら行くのだけど、約3年くらいかけてローマに行くのです。大嵐や日照り、海賊もいて、本当に大変なことだと思います。外国の人にとっても、初めて見る日本人で、珍しがられるし、インド人と間違えられたりしていました。多くの出会いもあり、成長していきました。その後のことも知りたくなりました。
アラビアンナイト 三千年の願い ― 2023/03/19

「アラビアンナイト 三千年の願い」 TOHOシネマズ日比谷
古今東西の物語や神話を研究する学者アリシア(ティルダ・スウィントン)は、講演先のイスタンブールで美しいガラスの小瓶を買う。ホテルの部屋に持ち帰ると、中から巨大な魔人(イドリス・エルバ)が飛び出し、瓶から出してくれたお礼に「3つの願い」をかなえると申し出る。しかし物語の専門家であるアリシアは「願い事」を描いた物語にハッピーエンドがないことを知っており、魔人の誘いに疑念を抱く。魔人は彼女の考えを変えさせようと、3000年におよぶ自らの物語を語り出す。
大人向けファンタジーのようでした。内容に意味があるのだろうけど、ちょっと小難しかっです。
初めの方に出てきた魔人?空港や講演の時に見えた人は、何なのか、繋がりがよくわからなかったです。
舞台は現代だけど、瓶から出てきた魔人の過去の話が、壮大なファンタジー風でした。
「マッドマックス」シリーズのジョージ・ミラー監督作品です。「マッドマックス」とは違うテイストの映画に感じました。
★★★☆☆ 3+
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス ― 2023/03/20

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」 TOHOシネマズ日比谷
経営するコインランドリーは破産寸前で、ボケているのに頑固な父親と、いつまでも反抗期が終わらない娘、優しいだけで頼りにならない夫(キー・ホイ・クァン)に囲まれ、頭の痛い問題だらけのエヴリン(ミシェル・ヨー)。いっぱいっぱいの日々を送る彼女の前に、突如として「別の宇宙(ユニバース)から来た」という夫のウェイモンドが現れる。混乱するエヴリンに、「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と驚きの使命を背負わせるウェイモンド。そんな“別の宇宙の夫”に言われるがまま、ワケも分からずマルチバース(並行世界)に飛び込んだ彼女は、カンフーマスターばりの身体能力を手に入れ、全人類の命運をかけた戦いに身を投じることになる。
めまぐるしく変わっていく映像でカオスな世界でした。SFだけど、家族愛に満ちた話になっていて、さらにカンフー映画にもなっています。面白いけど、無理矢理な感じは否めないです。私が感じたのは、近頃の若い人はテレビのチャンネルをどんどん変えて、一度に多くを見ようとしたりしますよね。ファスト映画のように要約した映画を見たり、じっくり見ると飽きてしまうのではないかと。そんな人達に飽きさせないように、どんどん展開して、見どころが詰まっているのではないかと思います。
ミシェル・ヨーのアクションが好きなので、アカデミー主演女優賞を取って嬉しかったです。アカデミー賞作品賞や助演男優賞など、たくさん受賞して、良かったですが、実際に映画を観てみたら、娯楽作品と言う感じが強く、これまでのアカデミー賞受賞作とは違う気がしました。
久しぶりに観たディアドラ役のジェイミー・リー・カーティスは、私はあまり最近の作品を観ていなかったので、久しぶりでした。こちらもアカデミー助演女優賞。子役から20年ぶりに俳優復帰したキー・ホイ・クァンもカンフーアクション良かったですし、アカデミー助演男優賞、みんなおめでたいです。
★★★★☆ 4
ひつじのショーン展 ― 2023/03/21

「ひつじのショーン展」 京王百貨店新宿店
アニメ「ひつじのショーン」はアードマン・アニメーションズによる、2007年より放送がスタートしたテレビシリーズです。
ショーンとその仲間たちが牧場で大騒動を巻き起こすストーリーは、老若男女を問わず人気を博しています。 主人公のショーンは、アードマン・アニメーションズの痛快コメディー・アニメーションの第3作目『ウォレスとグルミット危機一髪!』(1995年/イギリス)で初登場しました。
「ひつじのショーン」テレビシリーズ放送開始15周年を記念し、「ひつじのショーン」ができるまでの制作過程を紹介しています。
テレビシリーズはあまり見ていませんが、映画はなるべく見に行っています。
スピーディーに流れていくシーンが多い中でも、雑誌や食べ物など、緻密に作られているのがよくわかります。それを止まった状態で見ることができて、良かったです。スーパーマーケットなどの、商品の陳列棚も、細かく作られています。どのように撮影しているのかも、わかりやすかったです。
すごいのはストーリーボードです。どのように映像を撮るかを、漫画のようにサッと描かれているのですが、とてもきれいに描かれていて、それだけで絵画作品のようでした。

蒸し鶏と青ネギの和服ソースパスタ ― 2023/03/22

先日、映画観る前に友達と。“ラ・ボエム銀座”で、パスタランチ。デザートはティラミス。美味しかった。
オープン戦巨人vs阪神 ― 2023/03/23


WBC侍ジャパン、優勝おめでとう。嬉しかったです。仕事でテレビは見れなかったですが、昼休みにハイライトを見ました。
夜は東京ドームへ、巨人vs阪神のオープン戦を観戦。3塁側、前の方の席で見やすかったです。結果は巨人6-4阪神でした。

東銀座駅近くの“宇豆基野” でお弁当を買って行きました。
プロ野球、開幕が楽しみです。
夢の守り人 ― 2023/03/24

「夢の守り人」 上橋 菜穂子・著 新潮文庫
人の夢を糧とする異界の“花"に囚われ、人鬼と化したタンダ。女用心棒バルサは幼な馴染を救うため、命を賭ける。心の絆は“花"の魔力に打ち克てるのか? 開花の時を迎えた“花"は、その力を増していく。不可思議な歌で人の心をとろけさせる放浪の歌い手ユグノの正体は? そして、今明かされる大呪術師トロガイの秘められた過去。シリーズ第3弾。
この本は実写ドラマになっていなかった部分のように思います。呪術師トロガイの過去がわかりました。どのように呪術師となったのか、その前は何をしていたのか。今作ではタンダを想うバルサの気持ちが、浮かび上がってきました。もともと好きあっているようなのに、素直に生きられない事情があります。1巻目で用心棒をしたチャグムとバルサが再会できました。大きく成長しているようでした。バルサは、自分の子どものようにも思っているようです。タンダ、トロガイを含めて家族のような関係です。チャグムは皇子なので、簡単に会ったりできないのは残念です。1冊ずつ完結した話だけど、登場人物は繋がっていくから、また次が楽しみです。
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