ソーセージと野菜の贅沢スープすぱ ― 2023/02/11
銀座の“すぱじろう”にて、2月の月替わりメニュー。ソーセージと野菜の贅沢スープすぱ。丸いのはしいたけです。トマト味が濃厚で美味しかったです。
春のグリーティングの消印他 ― 2023/02/11
エゴイスト ― 2023/02/12
「エゴイスト」 TOHOシネマズ日比谷
14歳の時に母を亡くした浩輔(鈴木亮平)は、田舎町でゲイである本当の自分を押し殺して思春期を過ごし、現在は東京でファッション誌の編集者として働きつつ自由気ままな生活を送っている。そんなある日、浩輔は母を支えながら暮らすパーソナルトレーナーの龍太(宮沢氷魚)と出会う。浩輔と龍太はひかれ合い、時には龍太の母も交えて満ち足りた時間を過ごしていく。母に寄り添う龍太の姿に、自身の亡き母への思いを重ねる浩輔。しかし2人でドライブの約束をしていた日、龍太はなぜか現れず……。
エッセイスト・高山真の自伝的小説だそうです。
ドキュメンタリーっぽい雰囲気もあって、ちょっと生々しかったです。なんといっても鈴木亮平さんのファッションや身のこなしが良かったです。始まりの所で、新宿三丁目を歩いているシーン、カメラワーク、とても印象的でした。ゲイ仲間との飲み会も良いなぁ。後半に向かって、予想外の展開でした。
★★★★☆ 4
バンバン! ― 2023/02/13
「バンバン!」 ヒューマントラストシネマ渋谷
トム・クルーズとキャメロン・ディアスの共演で2010年に製作・公開されたハリウッドのアクションコメディ「ナイト&デイ」をインドでリメイク。
謎の怪盗ラージヴィール(リティク・ローシャン)と、偶然彼に出会った銀行の受付係ハルリーン(カトリーナ・カイフ)は、インドからイギリスに渡ったとされる伝説のダイヤ「コヒヌール」をめぐり、残忍な犯罪組織や国際警察を巻き込んだ争奪戦に巻き込まれていく……。
インド、タイ、ギリシャ、ドバイ、チェコなどで撮影が行われ、世界を股にかけた冒険とアクション、ロマンスを繰り広げる。
「ナイト&デイ」の設定とは違うところもあったけど、流れは似ていました。しかし、インドで作ると、なんともド派手なアクションになって、お腹いっぱいになりました。もちろん、キレキレのダンスと歌もあって華やかでした。インドの俳優は、演技以外にもいろいろできないとならないから、大変ですね。リティク・ローシャンのバッキバキの筋肉がすごかったです。顔が小さくて、手足は長く均整のとれた体型でした。ダンスも上手いです。
ヒロインのカトリーヌ・カイフは、見たことあるなぁと思ったら「チェイス!」に出ていた人でした。トムとキャメロンの映画も面白かったけど、バンバン!も、パワフルで良かったです。これぞインド映画っていう感じがしました。
★★★★☆ 4
TANAAMI!! AKATSUKA!! / That‘s All Right!! ― 2023/02/14
田名網敬一+赤塚不二夫 スペシャルコラボレーション
「TANAAMI!! AKATSUKA!! / That‘s All Right!!」PARCO MUSEUM TOKYO
アーティスト、グラフィックデザイナー、イラストレーターの田名網敬一が生前に親交があった赤塚不二夫への想いを馳せて鋭意創作を続けて生まれたスペシャルコラボレーションとなり、ペインティングとインスタレーション作品の展示です。
「天才バカボン」は、近頃でもドラマやCMにも使われているので、知っている方も多いかもしれません。他に「秘密のアッコちゃん」も赤塚不二夫作なんですが、それらを中心に絵に取り入れ、コラージュ風になっているのが多かったです。有名な画家や、浮世絵、ベティちゃんなど、いろいろと混ざっていて、それらを探すのも面白かったです。「天才バカボン」もウナギイヌ、レレレのおじさん等々、いろいろなキャラクターがいたなぁと思い出しました。懐かしくも新しい、ちょっとサイケデリックな作品でした。写真ではわからないけど、キラキラとしています。
渋谷でケーキ ― 2023/02/15
渋谷の“ティームースハンモック”で、フロマージュと言うケーキを食べました。あれ、こんな所にカフェがあった?ちょっと目立たないお店で、空いていました。ケーキは美味しかったです。
コンパートメント No.6 ― 2023/02/16
「コンパートメント No.6」 シネマカリテ
1990年代のモスクワ。フィンランドからの留学生ラウラ(セイディ・ハーラ)は恋人と一緒に世界最北端駅ムルマンスクのペトログリフ(岩面彫刻)を見に行く予定だったが、恋人に突然断られ1人で出発することに。寝台列車の6号客室に乗り合わせたのはロシア人の炭鉱労働者リョーハ(ユーリー・ボリソフ)で、ラウラは彼の粗野な言動や失礼な態度にうんざりする。しかし長い旅を続ける中で、2人は互いの不器用な優しさや魅力に気づき始める。
普通なら出会うことがなかったはずの男女が、寝台列車の客室が一緒だということで、話をするようになります。そういうとオシャレなロマンスかと思うけど、ちょっと違いました。でも、リョーハの事を見る目が変わってきました。ヘンな人と同室になって困ったと思っていたけど、優しい良い人じゃないかと。不器用なところもかわいかったです。ずっと仏頂面だったラウラも笑顔になっています。
しかし、前の時代なのかもしれない、寝台列車で、個室に知らない男女2人だけっていうのは緊張しますよね。そんなこともあるのかな。女の車掌さんだったけど、部屋を替えてと言っても取り合ってくれないのです。
フィンランド映画だから、フィンランドの街を見ることができるのかと思ったら、舞台はロシアでした。それも極寒の風景。ラウラはビデオカメラやウォークマンを持っていました。まだウォークマンの時か、ビデオカメラもちょっと大きいです。SONY製のようでした。ホテルの電話もダイヤル式でした。一緒に旅をしているような気分になりました。これはこれで一つの旅の良い思い出となっていくのだろうと思います。
「オリ・マキの人生で最も幸せな日」に続くの長編2作目のユホ・クオスマネン監督作で、今作はカンヌ映画祭グランプリだそうです。「オリ・マキの人生で最も幸せな日」も見たけど、あまりハマらなかったです。「コンパートメント№6」の方が好きです。
★★★★☆ 4
精霊の守り人 ― 2023/02/17
「精霊の守り人」 上橋 菜穂子・著 新潮文庫
女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から命を狙われている皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは命をかけて戦い続ける。
建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーの冒険シリーズ。
「守り人」シリーズの第一弾です。
NHKのドラマを見ていたので、内容はだいたい知っているところでしたが、面白かったです。架空の国なので、名前や地名が難しいけど、ドラマを見ていたおかげで、スルスルと頭に入ってきました。
文章で読んでも、戦う女性バルサはカッコイイです。今年は間に他の本も読みながら、このシリーズを読み進めて行きたいと思っています。
崖上のスパイ ― 2023/02/18
「崖上のスパイ」 ヒューマントラストシネマ有楽町
1934年、冬。ソ連で特殊訓練を受けた男女4人のスパイチームが、極秘作戦「ウートラ計画」を実行するため満州国のハルビンに潜入する。彼らの目的は、日本軍の秘密施設から脱走した証人を国外脱出させ、同軍の蛮行を世界に知らせること。しかし仲間の裏切りによって天敵・特務警察に計画内容が察知され、リーダーのチャン・シエンチェン(チャン・イー)が捕まってしまう。残された3人と彼らの協力者となったジョウ・イー(ユー・ホーフェイ)は、どうにかピンチを切り抜けるべく奔走するが……。
チャン・イーモウ監督。前作の「ワン・セカンド 永遠の24フレーム」のチャン・イーとリウ・ハオツンが出ているが、全く違うタイプの役でした。ハルビンは、ずいぶん寒い所なんですね。ずっと雪のシーンでした。チャン・イーモウ監督がスパイものと言うのも珍しいと思いました。仲間かと思えば敵だったり、敵の中にも仲間がいたり、ピリピリと緊張感が漂います。巧妙な騙し合いと、命を賭けた戦いがあります。血みどろなシーンが多かったです。
リウ・ハオツンが可愛かったです。声も可愛いです。チャン・ツィイーに似たタイプです。何度もピンチを切り抜けていきます。
★★★★☆ 4-
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