スワンソング2022/08/30



「スワンソング」 シネスイッチ銀座
かつてヘアメイクドレッサーとして活躍した「ミスター・パット」ことパトリック・ピッツェンバーガー(ウド・キアー)。ゲイとして生きてきた彼は、最愛のパートナーであるデビッドを早くにエイズで亡くし、現在は老人ホームでひっそりと暮らしている。そんなパットのもとに、思わぬ依頼が届く。それは元顧客で親友でもあったリタの遺言で、彼女に死化粧を施してほしいというものだった。リタのもとへ向かう旅の中で、すっかり忘れていた仕事への情熱や、わだかまりを残したまま他界したリタへの複雑な感情、そして自身の過去と現在についてなど、様々な思いを巡らせるパットだったが……。実在の人物をモデルにしたロードムービー。
ウド・キアーが魅力的に演じています。しぐさやファッションが良かったです。スワンソングとは、白鳥がこの世を去る際に、最も美しい声で歌うという伝説からの言葉らしいです。有終の美と言いましょうか。
初めは老人ホームで、退屈な毎日を過ごしています。何故か、紙ナプキンを大量に畳み直しています。単純作業に集中して、何も考えないようにしているのか、目的は不明ですが、実在の人がそうだったらしいです。やっと思い立って、老人ホームを抜け出して、いろいろな人に出会いながら、リタの家を目指します。その間に去来するのは、パットの人生です。時に妄想のような所もあり、現実と思い出が交錯します。ゆったりとしたペース過ぎる気がします。果たして、ちゃんと行くの?リタと何があったの?とハラハラとしながら観ました。薄い黄緑色のスーツが似合って、その服を手に入れる経緯が面白かったです。

★★★★☆ 4

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