戦争と女の顔2022/08/17


戦争と女の顔

戦争と女の顔」 新宿武蔵野館
第2次世界大戦後のレニングラード。女性兵士として従軍したイーヤ(ビクトリア・ミロシニチェンコ)は、PTSDを抱えながら病院で働いていた。ある日、PTSDによる発作のせいで予期せぬ悲劇が襲う。
戦友でもあるマーシャ(バシリサ・ペレリギナ)が戦地から帰還。彼女もまた、心に大きな傷を抱えていた……。
ベラルーシのノーベル賞作家スベトラーナ・アレクシエービッチによるノンフィクション「戦争は女の顔をしていない」を原案にしています。カンテミール・バラーゴフ監督はまだ若い新鋭監督、主演の2人も新人のようです。
戦場のシーンは全く出てこないながら、戦争の悲惨さを訴えています。
暗くて重い映像だけど、ファッションなどの色合いが赤や緑が印象的です。中心となるイーヤはとても背が高い女性でした。スーパーモデルのような身長です。のっぽと呼ばれています。イーヤ、マーシャ2人とも美しい人でした。どうなるのかとハラハラとして、緊張感がありました。何げない会話の中にも、戦争の悲劇が垣間見えます。

★★★★☆ 4+

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