カレーとケーキ2022/07/18



すでにちょっと前になりますが、「エルヴィス」を観に行った時に食べたもの。TOHOシネマズ日本橋の下の階“BISTROひつじや”でカレーを食べてから、行きました。まろやかな辛さでした。


映画の後はぶらぶらと八重洲地下街まで歩いて“イタリアントマトCafejr.”で、フルーツたっぷりのケーキを食べました。美味しかった。

ベイビー・ブローカー2022/07/19


ベイビー・ブローカー

「ベイビー・ブローカー」 TOHOシネマズ日比谷
クリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョン(ソン・ガンホ)と、赤ちゃんポストのある施設で働く児童養護施設出身のドンス(カン・ドンウォン)には、「ベイビー・ブローカー」という裏稼業があった。ある雨の晩、2人は若い女ソヨン(イ・ウジン)が赤ちゃんポストに預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。しかし、翌日戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づいて警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく赤ちゃんを連れ出したことを白状する。「赤ちゃんを育ててくれる家族を見つけようとしていた」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。一方、サンヒョンとドンスを検挙するため尾行を続けていた刑事のスジン(ペ・ドゥナ)とイ(イ・ジュヨン)は、決定的な証拠をつかもうと彼らの後を追うが……。
カンヌ国際映画祭では、主演のソン・ガンホが韓国人俳優初の男優賞を受賞。
赤ちゃんを売るため、養父母をみつけるためのロード・ムービーですが、いつの間にか疑似家族のようになっていきます。このまま、みんなで育てられたら良いのにと思いながら、見守ります。犯罪の話なのにどこかほのぼのとした雰囲気がありました。中心となるソン・ガンホのおかげだと思うのだけど、途中からこの旅に加わる男の子も良い味を出していました。
そういうえば「万引家族」も、疑似家族の話でしたし、是枝監督は家族の話が多いイメージです。しかし、ちょっと異色だった「空気人形」が、私は大好きなんですが、その主役だったペ・ドゥナが刑事役で出ていて、嬉しく思いました。
赤ちゃんポストは韓国にもあるのですね。映画の最後の方は、ちょっとわかりにくいところがありますが、それぞれの想像にまかせるということもあるのでしょうか。意図した通りに伝わっているのか心配になります。あまり多くを語り過ぎないのも監督の作風なのかもしれません。私はとても良かったです。テーマも、韓国映画的なところも、韓国と日本の良いところが出ているような気がします。

★★★★☆ 4+

ソー:ラブ&サンダー2022/07/20


ソー ラブ&サンダー

「ソー:ラブ&サンダー」 TOHOシネマズ日比谷
「アベンジャーズ エンドゲーム」後の世界。サノスとの激闘の後、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々とともに宇宙へ旅立ったソー(クリス・ヘムズワース)。これまでの道のりで多くの大切な人々を失った彼は、いつしか戦いを避けるようになり、自分とは何者かを見つめ直す日々を送っていた。そんなソーの前に、神々のせん滅をもくろむ最悪の敵、神殺しのゴア(クリスチャン・ベール)が出現。ソーやアスガルドの新たな王となったヴァルキリー(テッサ・トンプソン)は、ゴアを相手に苦戦を強いられる。そこへソーの元恋人ジェーン(ナタリー・ポートマン)が、ソーのコスチュームを身にまとい、選ばれた者しか振るうことができないムジョルニアを手に取り現れる。ジェーンに対していまだ未練を抱いていたソーは、浮き立つ気持ちを抑えながら、新たな「マイティ・ソー」となったジェーンとタッグを組み、ゴアに立ち向かうことになる。
「マイティ・ソー」シリーズ第4作なんですが、シリーズ1作目だけ観ました。でも「アベンジャーズ」シリーズは割と観ています。「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」が好きなので、そのメンバーが出ているから観ました。そんなにたくさんは出てないけど、まぁ満足。この映画は、豪華キャストでした。なんといってもゼウス役のラッセル・クロウがノリノリで、おかしかったです。マット・デイモンらしき人も出ていたけど、カメオ出演なのかな。
ファンタジーの世界で、豪華絢爛の色合いです。戦い方はちょっと笑えることも多かったです。
クリス・ヘムズワースがムキムキに鍛えた身体でした。これもまだ続くのだろうか。なんか続きそうです。

★★★☆☆ 3+

映画の前にサンドイッチ2022/07/21


 
“はまの屋パーラー”が帝国ホテルにもお店を出したと聞いて、行ってみました。帝国ホテルプラザの4階でした。夜は19時までしか営業してないようで、お客さんは誰もいなかったです。サンドイッチと紅茶をいただき、映画館へ急ぎました。


現代アートなどが飾られている内装。有楽町のお店の方が、古き良きレトロな喫茶店という感じがします。

キャメラを止めるな!2022/07/22


キャメラを止めるな!

「キャメラを止めるな!」 TOHOシネマズ日本橋
日本で大ヒットした映画「ONE CUT OF THE DEAD」がフランスでリメイクされることになり、30分間生放送のワンカット撮影を依頼された監督(ロマン・デュラス)。監督志望だが空気の読めない彼の娘と、熱中すると現実とフィクションの区別がつかなくなってしまう妻(ベレニス・ベジョ)も加わり、撮影現場は大混乱に陥っていく。全く話の噛み合わない日本人プロデューサー(竹原芳子)とのバトルも繰り広げられる中、ラストシーンまで完走するべく悪戦苦闘する彼らだったが……。
日本映画「カメラを止めるな!」を、「アーティスト」でアカデミー賞を受賞したミシェル・アザナヴィシウスがメガホンをとり、フランスでリメイクしてしています。「アーティスト」主演女優のベレニス・ベジョも出演。監督の奥さんでもあります。そして私はロマン・デュラスが好きです。いつもと違う姿が見れました。
リメイクだから、内容的には知っているから、その分驚きがなかったです。

★★★☆☆ 3+

祝祭と予感2022/07/23



「祝祭と予感」 恩田 陸・著 幻冬舎文庫
コンクール入賞者ツアーのはざま、亜夜とマサルとなぜか塵が二人の恩師・綿貫先生の墓参りをする「祝祭と掃苔」。菱沼が課題曲「春と修羅」を作曲するきっかけとなった忘れ得ぬ教え子への追憶「袈裟と鞦韆」。幼い塵と巨匠ホフマンの永遠のような出会い「伝説と予感」ほか全6編。
「蜜蜂と遠雷」の続編というか、スピンオフ短編集でした。コンクール後の話もあるけど、風間塵の子どもの頃の話や、審査員の若い頃の事など、いろいろな時期を切り取ったような、ボーナストラックでした。コンクールの緊張感とは違って、気楽に読めました。過去の事がわかって、本編の内容がより理解しやすくなると思います。コンクールに出ていた人だけでなく、多くの人が関わっていたなぁと改めて思いました。

メタモルフォーゼの縁側2022/07/24


メタモルフォーゼの縁側

「メタモルフォーゼの縁側」 TOHOシネマズ日本橋
BL漫画好きな17歳の女子高生・うらら(芦田愛菜)と、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の老婦人・雪(宮本信子)。ある日、うららがアルバイトする本屋に雪がやって来る。美しい表紙にひかれてBL漫画を手に取った雪は、初めてのぞく世界に驚きつつも、男の子たちが繰り広げる恋物語に魅了される。BL漫画の話題で意気投合したうららと雪は、雪の家の縁側で一緒に漫画を読んでは語り合うようになり、立場も年齢も超えて友情を育んでいく。
原作は鶴谷香央理の漫画。読んだ事はないですが、映画はとても良かったです。今まで無縁だったBL(ボーイズラブ)の世界、感激するものの、思いを共有する人がいなかった雪です。うららは、本屋でアルバイトしているので、続きの本を買いに来た雪に手助けします。BL好きを恥ずかしがっているうららは、すぐに打ち解けないけど、次第に年の離れた友情を育んでいきます。かわいい芦田愛菜ちゃんにしては、地味めな高校生の役で、クラスではいつも1人でいるような存在でした。しかし、やっぱりセーラー服姿が可愛いらしかったです。この映画ではBLが共通の推しとなるけど、何でも良いのです。同じものが好きな人と語り合うのは、なんと楽しいのでしょう。ちょっと疲れた老人だった雪が、生き生きとしてきて、なんともキュートなんです。家に遊びに来てくれるうららと会う事にウキウキしていました。雪は書道の先生をしているのですが、生徒の男の子の字が良かったです。鬱屈とか、画数が多い字が好きで、いろいろ出てきます。
話はすごい事が起きるわけでもないけど、いやクライマックスはありますが、縁側での楽しさが伝わってきて、ほっこりしました。

★★★★☆ 4+

ミニオンズ フィーバー2022/07/25



「ミニオンズ フィーバー」 TOHOシネマズ六本木 字幕
ユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・スタジオが生んだ人気キャラクターのミニオンを主役に描く長編劇場アニメ「ミニオンズ」の第2弾。
最強最悪のボスに仕えることを生きがいとするミニオンたちが、なぜ怪盗グルーをボスに選んだのか、そしてグルーはどのようにして月を盗むほどの大悪党になったのか、その謎が明らかにされる。1970年代、ミニオンたちはミニボスとして崇拝する11歳の少年グルー(声:スティーブ・カレル)のもとで日々悪事を働いていたが、ある日、グルーが何者かにさらわれてしまう。ミニオンのケビン、スチュアート、ボブは、グルーを救出するため奔走し、その過程でカンフーの達人マスター・チャウと出会う。ケビンたちはマスター・チャウに弟子入りを志願するが、その先にはさらなる険しい道が続いていた。
気楽に観れて、楽しかったです。いろいろな映画の要素が混じっているように感じました。ミニオンズが変装して飛行機に乗るところは、ひつじのショーン達が、人間に化けるところを思い出しました。カンフーを練習するところは、カンフー・パンダみたいです。他にも70年代のディスコブームを彷彿される音楽やファッションがいっぱい出てきます。
特に飛行機のシーンが、おかしかったです。飛行機の機長に扮して、飛行機を飛ばしてしまうのです。
ミニオンズが主人公の映画としては、第2弾ですが、初めてミニオンズが出てきた映画は「怪盗グルーの月泥棒」、この話にちゃんと繋がっていく内容になっていました。子ども時代のグルーはかわいいところがあります。月泥棒をしようとするきっかけがわかりました。

★★★★☆ 4-

護衛艦あおぎり艦長早乙女碧2022/07/26


護衛艦あおぎり艦長早乙女碧

「護衛艦あおぎり艦長早乙女碧」 時武 里帆・著 新潮文庫
ようやく、海に戻れる…。国立大学教育学部を卒業後、海上自衛官を志し、江田島の幹部候補生学校で学んだ、早乙女碧二佐。近年は、市ヶ谷の海上幕僚監部で人事調整にあたっていたものの、その能力を評価され、護衛艦艦長に抜擢された。「あおぎり」はヘリを搭載する本格的なシステム艦で、これからは約170名の命を預かることになる。デスクワークに別れを告げ、胸を高鳴らせて呉に着任した、早乙女。そして、いよいよ待ち望んでいた初出港の日が訪れた。だが、その直前に電測員一名が姿を消していたことを知ってしまう。このまま出港すべきか、否か。早乙女碧は新艦長として、ある決断を下す……。
リーダーの資質を問うような内容でした。技術はもちろんのこと、人間性や決断力、多くの人の上に立つ人には参考になるのでは。
男性たちと肩を並べて頑張ってきた結果、護衛艦艦長となる、そこへ配属してくるところから始まります。クセの強い人もいるし、女性の上司をこころよく思わない人もいるでしょう。碧は艦長の仕事は2回目なので、それなりの落ち着きがあり、余裕がありました。あせっても、艦長となると、動揺している姿を見せてはいけないのです。人をとりまとめ、成長させ、同じ方向を向いて業務にあたっていかなければ、艦を動かすのは難しいです。赴任してきたばかりで、これからという感じでした。
ものすごく多い役名や役職など、どれがどれだけよくわからないけど、面白かったです。元海自の作者らしいので、リアルです。シリーズなのか、続きも出ているので読みたいと思います。

江戸切子でアイスコーヒー2022/07/27



錦糸町の“すみだ珈琲”へ。このお店は江戸切子のカップにコーヒーが飲めるお店。アイスコーヒーもこのようなカップでした。


ミルクを入れると柄がよく見えます。


ビルの間に挟まれた小さな喫茶店です。