初霜 橋廻り同心・平七郎控132022/06/29



「初霜 橋廻り同心・平七郎控13」 藤原 緋紗子・著 祥伝社文庫
幼い頃、父母の喧嘩が元で顔に火傷を負ったお花。奉公先でも揉め事に巻き込まれて、今は御茶問屋「山城屋」の女中をしていた。絶品の御茶を淹れるお花だが、店の我儘な娘に振り回されている。娘が逢い引き相手に祝言の事実を告げるや、逆上され、もめごとになる。男は旗本家次男の札付きだった。立花平七郎は忠告するも、お花は主夫婦に恩を感じている……。
シリーズを続けて読んでいると、主人公の説明が何度も出てきます。もうわかっているのにと思ってしまいます。平七郎が、花形の仕事から、橋廻りになったいきさつや、相棒の秀太のことも説明されています。話は短編で完結するから、どの本を読んでも、それだけ読めばわかるようになっているのでしょう。確かにシリーズを全部読まなくても楽しめます。
今回の話は、奉公先の主人夫婦に恩を感じて、一生懸命に仕えている女中なのに、そちらでは、そんなに思っていないようでした。わがまま娘を身を挺して守っても、感謝もしてくれてないように思いました。実の母とも行き違いがあるけど、最後は幸せになってくれると良いと思いました。

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