ラプラスの魔女2022/04/10



「ラプラスの魔女」 東野 圭吾・著 角川文庫
ある地方の温泉地で硫化水素中毒による死亡事故が発生した。地球化学の研究者・青江が警察の依頼で事故現場に赴くと若い女の姿があった。彼女はひとりの青年の行方を追っているようだった。2か月後、遠く離れた別の温泉地でも同じような中毒事故が起こる。ふたりの被害者に共通点はあるのか。調査のため青江が現地を訪れると、またも例の彼女がそこにいた。困惑する青江の前で、彼女は次々と不思議な“力”を発揮し始める。
映画にもなっているが、映画は観ていないのです。映像が思い浮かんでくるから、映画も面白いのだろうなと思いました。特に円華と言う若い女性が見せる不思議な現象に、興味ひかれます。天候が予測できるのは、良いように思えるのだが、これを読むと良い事ばかりではないのだろうと感じます。どんどん疑問が浮かんでくるけど、後半になるとミステリーが紐解かれていき、楽しく読めました。

コメント

トラックバック