秘密2022/02/24


秘密

「秘密」 東野 圭吾・著 文春文庫
妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。
映画「秘密」の原作であり、19998年出版。
ちょっと前の小説ですが、読んだ事がなかったし、映画も観ていませんでした。東野圭吾の小説の中では代表作でしょうか。勝手な期待が大きかったのですが、夫から見た妻の心を持った娘に嫉妬に苦しんで、読んでいても辛い気がしました。最後の展開も、えっ、そうなの?と驚きとともに、モヤモヤする気持ちになりました。もっとほっこりする話の方が良かったかなぁ。
ハッピーエンドといえばそうなのかもしれないですが。