鹿の王 ユナと約束の旅2022/02/11



「鹿の王 ユナと約束の旅」
最強の戦士団「独角」の最後の頭であったヴァン(声:堤真一)は、強大な帝国・東乎瑠(ツオル)との戦に敗れ、奴隷となり岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不思議な山犬の群れが岩塩鉱を襲い、死に至る謎の病「黒狼熱(ミツツァル)」が発生。その隙に逃げ出したヴァンは、幼い少女ユナ(声:木村日翠)を拾う。一方、東乎瑠の民だけが病にかかると噂される王幡領では、天才医師ホッサル(声:竹内涼真)が懸命にその治療法を探していた。
ヴァンを追う謎の戦士サエ(声:杏)が絡み、ファンタジーだけど、ロードムービーのような雰囲気もありました。
「精霊の守り人」などの上橋菜穂子が原作なので、壮大な物語なのだと思いますが、細かいところまではできないので、ギュッとまとめた映画なのだと思います。国の名前や、病気の名前が聞き慣れない造語だし、説明不足はあったけど、ストーリーは良かったです。絵がもう少しかわいいと良かったです。俳優が声優をやると、顔が思い浮かんで来てしまい、話には集中しにくいところはあります。でも、みなさん上手でした。杏は、他の映画でも、よく声優をやっていますから、安定のうまさですが、堤真一、竹内涼真も良かったです。

★★★★☆ 4-