殺すな2022/02/01


殺すな

「殺すな」 イオンシネマ市川妙典
裏店の長屋で筆づくりの内職をして生活している浪人の小谷善左エ門(中村梅雀)は、同じ長屋に住む船頭の吉蔵(柄本佑)から、一緒に暮らすお峯(安藤サクラ)の様子を見張るように頼まれていた。元は船宿の女将と抱え船頭だった2人は駆け落ちし、世間から身を隠すように暮らしているが、お峯は退屈な日々に虚しさを感じ始めていた。気晴らしのため川向こうへと架かる橋を渡ってみたいというお峯と、居場所が人に知れることを恐れて橋を渡るなという吉蔵。そんな2人の様子を、善左エ門はかつての自分と、自ら手にかけてしまった妻の姿に重ねあわせていたが……。
原作は藤沢周平「橋ものがたり」の中の一編で、とても短い映画でした。52分です。珍しく夫婦で共演していました。安藤サクラは、時代劇に合うなぁと思いました。愛する妻を殺してしまった過去がある善左エ門は、後悔しながら暮らしていて、そんな事がおきないように諭し、それがどんなに辛いことかを教えています。
3人それぞれの心情が綴られていきます。話は短いので、すぐ終わってしまったけど、時代劇らしい雰囲気が良いのです。
井上昭監督は長い間、多くの時代劇を撮ってきたそうですが、2022年1月9日に亡くなって、本作が遺作となったそうです。

★★★☆☆ 3

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
3+2=

コメント:

トラックバック