新・御宿かわせみ 青い服の女2021/12/01


青い服の女

「新・御宿かわせみ 青い服の女」 平岩 弓枝・著 文藝春秋
大嵐で屋根瓦を吹きとばされ、休業していた旅宿「かわせみ」。修理も終わり、一ヶ月ぶりの店開き、古くからの常連客が今まで通り戻ってきてくれるかと、不安を抱えていたるいだったが…。
第300話を超えたそうです。江戸から明治になって、時代の移り変わりも面白いのですが、そろそろ完結しても良い気もします。自分が読むのが間があいてしまって、思い出すのに苦労しました。新・御宿かわせみになって、どこで終わりを迎えたら良いのか、まだ話は途中な感じがします。今作では、かわせみの次の世代として育ってきた番頭や女中が、困ったことになって、終わり方が中途半端でした。それで良いのかなぁという終わり方で、不満が残りました。まだ続きの展開があるのだと思います。

コメント

トラックバック