TOVE トーベ2021/10/10


TOVE トーベ

「TOVE トーベ」 ヒューマントラストシネマ有楽町
1944年のヘルシンキ。戦時中、防空壕の中でおびえる子どもたちに語った物語からムーミンの世界を作ったトーベ・ヤンソン(アルマ・ポウスティ)は、爆風で窓が吹き飛んだアトリエで暮らしを始める。彫刻家の厳格な父の教えとは相反する型破りな彼女の生活。そして、自分の表現と美術界の潮流とのズレが生じていることへの葛藤を抱えながら成長していく。そして、トーベは舞台演出家のヴィヴィカ・バンドラー(クリスタ・コソネン)と出会い、互いに惹かれ合っていく。「ムーミン」の原作者として知られる、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生をつづったドラマ。
奔放で、自由な考え方のトーベは、とある男性の愛人となるのだけど、女性と出会って、強く惹かれていきます。この時代では、かなり先進的な考え方の人なんだと思います。お父様も芸術家というのは知りませんでしたが、新聞にコミックスを連載したムーミンに、弟が手伝ってくれているのは知っていました。芸術家家族なのでしょう。お父さんの事でちょっと泣かせるシーンがありました。
時代的なものなのでしょうが、トーベがずーっと煙草をすっているので、今の時代に見るととても違和感があります。生涯をともにしたトゥーリッキの出会いも出てきますが、どちらというと、その前の恋愛、ヴィヴィカの話が中心です。ムーミンというよりは、トーベの恋愛事情の映画でした。でも、芸術家としてのトーベや、ムーミンがどのように発表されていくのか、モデルとなる人がいるのか、私は興味深い映画でした。

★★★★☆ 4

ハンガリー産鴨胸肉のロース無花果ソース2021/10/11



四ツ谷“カフェミクニズ”へ、友達に連れて行ってもらいました。場所がちょっとわかりにくいので、自分では行けないかも。ランチは日替りで、この日は、鴨胸肉でした。予約できないので、列に並んで待ちます。オープン前に並んで、なんとか一巡目に入店できました。美味しかったです。ケーキは、ガトーショコラを食べました。濃厚な生チョコのような感じ、でも割とアッサリ食べられました。テイクアウトの人もいるので、ケーキもどんどんなくなってしまうみたいです。お店の雰囲気もステキでした。古民家カフェです。人がいっぱいなので、外観や内観の写真撮ってないです。出る時も、行列になっていました。

キャッシュトラック2021/10/13


キャッシュトラック

「キャッシュトラック」 ユナイテッドシネマ豊洲
ロスにある現金輸送専門の警備会社フォルティコ・セキュリティ社では、特殊な訓練を受け、厳しい試験をくぐり抜けた警備員たちが現金輸送車=キャッシュトラックを運転していた。そこに新人のパトリック・ヒル(ジェイソン・ステイサム)、通称“H”が警備員として採用された。採用試験の成績はギリギリ合格というレべルだったHだが、ある時、トラックを襲った強盗を驚くほど高い戦闘スキルで阻止し、周囲を驚かせる。そして、彼の乗るトラックがふたたび強盗に襲われると、Hの顔を見た犯人たちはなぜか金も奪わずに逃げてしまう。周囲がHの正体に疑心を抱く中、全米で最も現金が動くブラック・フライデーにフォルティコ・セキュリティ社に集まる1億8000万ドルの大金を狙う強奪計画が進行していた。
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」のジェイソン・ステイサムとガイ・リッチー監督が、久しぶりにタッグを組み、2003年製作のフランス映画「ブルー・レクイエム」をリメイクしたクライムアクション。
ガイ・リッチー監督作品が「ジェントルメン」に続いて2021年に2本も見れるなんて嬉しいです。出演者をよく見ると、ジョシュ・ハートネット、アンディ・ガルシア、エディ・マーサンなどが出ていました。クリント・イーストウッドの息子のスコット・イーストウッドも出ています。初めに、すご腕の警備員がやってきて、周囲の同僚と同じように、映画を見ている方も、訝しげに遠巻きに見ています。そこで、過去の出来事がわかってくると、見ている観客は、そういう事かと、理解できていく構成でした。鮮やかなガン・アクションですが、スカッと楽しむ映画ではなく、ずっとシリアスで、やや重苦しいです。でも安定の面白さです。シブいジェイソン・ステイサムを見せつけられました。

★★★★☆ 4

痛恨の引き分け2021/10/14



巨人vs阪神、セリーグの2位と3位争い。どちらのチームも、チャンスはあったものの、一歩抜け出す事ができず。阪神はなんとか引き分けに終わった感じかな。捕手の坂本誠志郎の1号ソロホームランが見れたから、良かったです。その点、一歩抜け出しているのは、ヤクルトなのか、まだ阪神の優勝のチャンスは残っているはず。


天むすを買って行って食べました。

阪神の東京ドーム最終試合2021/10/15



2日続けて東京ドームへ。巨人vs阪神です。阪神ファンの同僚と一緒に応援。願いが通じたのか、9回表に待望のヒットがやっと出て、巨人0-3阪神で、試合終了。板山選手、木浪選手ありがとう。お弁当は、東銀座の“宇豆基野”の焼き鳥弁当。ぎっしり入っていて、お腹いっぱいです。麩饅頭をオマケに付けてくれました。

掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南2021/10/16


掘割で笑う女

「掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南」 輪渡 颯介・著 講談社文庫
酒と怪談が好きな浪人の左門。剣の腕こそ強いが、怖い話が大の苦手な甚十郎。十年前、家老が闇討ちされた霧深い城下で「女の幽霊を見た者は死ぬ」という噂が。ふたたび家老闇討ちに巻き込まれた甚十郎は、城下の寺で女を見てしまう。怪談時代ミステリ。
登場人物は多いし、顔があまり想像できず、群像劇のように、どの人が中心なのか、初めはわからなかったです。タイトルについている左門は、本当にいつもお酒ばかり飲んでいました。どうやって酒代を手に入れているのか、だんだんわかってくるのですが、怪談を集めては、ちゃんと推理しているようでした。本当の幽霊か、誰かが仕組んだものか、左門は、剣の腕も立つようです。
作者の輪渡颯介はこの作品でメフィスト賞を受賞してデビューしたそうです。古道具屋皆塵堂シリーズが面白かったけど、それに比べるとちょっと読みづらかったです。でも、少しわかってきたので、このシリーズの続きは読みやすくなっていくのかもしれません。全4巻です。

イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜2021/10/17


イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜ーモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン

「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」 三菱一号館美術館
エルサレムにあるイスラエル博物館が誇る印象派とポスト印象派の名品展。モネ、ゴッホ、ルノアール、セザンヌ等、イスラエル博物館に、これほど優品の印象派絵画が揃っているとは、知りませんでした。
水辺の風景や、自然の風景、近代都市、肖像画と4つのテーマに分かれています。ほとんどが日本初出展なので、見た事ないものばかりで、貴重な機会です。とても良かったです。

 《プロヴァンスの収穫期》フィンセント・ファン・ゴッホ

写真撮影できる絵もありました。初日の夜に行ったのに、ポストカードが、売り切れているのもありました。

アンチョビ、ガーリックのピリ辛トマトのパスタ2021/10/18



埼玉県立近代美術館へ行きました。一緒に行く友人が、お店を予約してくれました。“オステリア・ディアーナ”と言うお店。
ブルスケッタ、本日のアンティパスト、本日のスープ、メインは、いくつかあるパスタから、アンチョビ、ガーリックのピリ辛トマトを選びました。デザートにいたるまで、どれも美味しくて、大満足です。