沈黙のレジスタンス ユダヤ孤児を救った芸術家2021/09/05


沈黙のレジスタンス

「沈黙のレジスタンス ユダヤ孤児を救った芸術家」 TOHOシネマズシャンテ
1938年、フランス。アーティストを夢見る青年マルセル(ジェシー・アイゼンバーグ)は、兄アランや従兄弟のジョルジュ、思いを寄せるエマと共に、ナチスに親を殺されたユダヤ人の子どもたちの世話をしていた。パントマイムを通して子どもたちの笑顔を取り戻したマルセルだったが、ナチスは日ごとに勢力を増していく。ついにドイツ軍がフランス全土を占領。マルセルは子どもたちを安全なスイスへ逃がす決意する。
「パントマイムの神様」と呼ばれたフランスのアーティスト、マルセル・マルソーが第2次世界大戦中にユダヤ人孤児を救ったエピソードを映画化。
この手の映画はいくつもあるけど、ちょっと重い内容でした。それほどリアルというわけではないのでしょうが、ドイツ軍の残酷さがわかる内容でした。
実在のマルセル・マルソーがどのように関わったのか、興味がありました。ジェシー・アイゼンバーグ良かったです。でも見終わったら、ちょっと陰鬱な気分となりました。ハラハラとするシーンもあり、緊迫感ありました。こんな事が繰り返されないように。いいえ、今も繰り返されているのだろうと思います。命をかけて、正しい行動する勇気があるかと言えば、自信がないですが、侵略者に対し、抵抗するレジスタンスの事を、自分の身を守るためや、お金を得る為に、タレコミをしてしまう人々が哀しいです。孤児たちを匿う、家族や教会は崇高です。

★★★☆☆ 3+

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