雪見船 隅田川御用帳112021/08/07



「雪見船 隅田川御用帳11」 藤原 緋沙子・著 光文社文庫
駆け込み寺「慶光寺」に突然、侵入者が現れた。御用宿「橘屋」の用心棒・塙十四郎がすぐに捕まえ、事情を聞いたところ、新助という桧物師で、幼馴染みのおひさを救ってほしいと訴えた。おひさは献残屋「赤松屋」へ嫁いでいたが、十四郎が探ると、夫の治兵衛には怪しい過去が……。
幼馴染みが困っているので、離縁させて欲しいと言ってきたケース、時々本人以外が言ってくる事があります。事情により、本人は言い出せない場合は、状況を調べたりします。たくさんの人が駆け込むので、本人が言ってこない場合は難しいですが、人情派のお登勢たちは、いつも忙しいです。
余韻の残る終わり方が多いので、もっとその先はどうなったのか、知りたい時もあります。問題が解決して、きっとその後は幸せになったのだろうなと思わせます。
この本の中では、地震にあって、記憶を失っている女性が、駆け込むのがありました。記憶がないので、元は夫がいたかもしれないけど、調べてもわからなかったので、助けていただいて商家の主と縁づきました。しかし、もしかして子どもがいたかもしれないとなると、なんとか思い出したいです。そして何者かに命を狙われている可能性も出てきました。この事件の解決後、お登勢の心情が吐露されているところがあるけど、十四郎との仲は、ゆっくりと近づいているようです。

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