春雷 隅田川御用帳72021/07/22



「春雷 隅田川御用帳7」 藤原 緋沙子・著 光文社文庫
縁切り寺「慶光寺」御用宿「橘屋」の雇われ人、塙十四郎は、捨てられていた赤子を拾い、慣れぬ子育てに悪戦苦闘していた。赤子の母親は、慶光寺に駆け込んできたお初とわかりひと安心。だが、お初が駆け込みに及んだ夫婦不和の背後に不審な座頭金の組織がちらつく。
ハッピーエンドとそうでないものがあります。なんでもハッピーに終わらせてほしいものですが、人生のままならなさというのもテーマでもあるのでしょう。
特に武士というのは、堅苦しいところもあり、誇りを守らないとならないことが絶対です。この本の中には、奥さんの不義を疑われて、実際は何もなかったにも関わらず、敵を討たなければならないという状況になってしまいます。そうしないと、お家の継続が難しいというのです。武士の矜持というのは、カッコ良い部分もあるけれど、なんとも融通の利かないものです。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
3+2=

コメント:

トラックバック