けさくしゃ2021/06/07


けさくしゃ

「けさくしゃ」 畠中 恵・著 新潮文庫
腕っぷしは弱いが、見た目は役者と見紛うばかりのいい男。柳亭種彦は二百俵取りのお殿様で、暇を持て余す趣味人だ。その読み手を楽しませる才能を見込んだ版元の山青堂は、彼の戯作で一山当てようと目論む。渋々ながらも書き始めた種彦。すぐに戯作の虜になるが、世に出した作品がその身を危うくする…。
現代の作家とは、違う状況や環境でした。この時代の出版の仕組みがわかります。重版と言うのは、この頃は海賊版やパクリのような事だったのとは、驚きます。畠中恵は、しゃばけシリーズを途中までしか読んでないけど、この主人公もちょっと身体が弱いようです。腕っぷしには自信がないけど、話を面白く語ります。その周囲で起こった事件を、話作りをしながら、真相を探っていく、ミステリーでした。

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