騙し絵の牙2021/04/08


騙し絵の牙

「騙し絵の牙」 TOHOシネマズ上野
出版不況の波にもまれる大手出版社「薫風社」では、創業一族の社長が急逝し、次期社長の座をめぐって権力争いが勃発。そんな中、専務の東松(佐藤浩市)が進める大改革によって、売れない雑誌は次々と廃刊のピンチに陥る。カルチャー誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉洋)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされるが……。
「罪の声」などで知られる作家の塩田武士が大泉洋をイメージして主人公を「あてがき」した小説を映画化。
原作を読んでいましたが、大きな流れは似ていますが、かなり違っていました。名前も同じ人もいるけど、違う人もいました。原作を読んでいる人でも、新鮮に楽しめます。小説は大泉洋をあてがきしているから、原作の方がもっと、バラエティに出ている時の大泉さんのようなところもありました。原作にあったモノマネはなかったです。映画では松岡茉優も、Wで主人公のようになっていました。大手出版業界の権力争いや、作家や編集の人々、小さい本屋さんの奮闘など、出版に関わるあれこれが、興味深いです。私たちが小さかった頃は、町の本屋さんへ買いに行っていたけど、今ではすっかり変わってしまいました。大きい本屋か、通販ばかりです。ノスタルジックな気分です。この本屋さんも、原作にはなかったような。
クセ者ばかりの騙しあいで、面白かったです。騙しあいというより、出し抜きあいのように思いました。複雑な人間模様を、巧みにまとめてありました。國村隼の大御所感、仕事のできそうな木村佳乃が、上手いなぁと思いました。

★★★★☆ 4

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