この世の春 中2021/03/31



「この世の春 中」 宮部 みゆき・著 新潮文庫
主君・北見重興の押込。下野二万石の小国は、藩主の強制隠居という激震に見舞われた。居城から別邸・五香苑へと移った重興は、元家老の石野織部や主治医にも真実を語らず、座敷牢に籠り、時に少年のように、時に女郎のように振る舞って、周囲を困惑させた。彼は名君主たる人物だったのか。あるいは、非道な殺人者だったのか。謎が深まる中、各務多紀との出会いが、重興の心に変化をもたらす。
初めは多紀が主人公だと思ったけど、多数の人の一人称になっているので、いろいろな角度から、その人の気持ちがわかります。中心は重興の乱心?の原因を探っていくのですが、それぞれに思いを持って、探求していっているように思います。まだわかりませんが、過去の事件と結び付けていくことと、重興に現れる、別人格のような存在が鍵を握っています。難しいと思っていたけど、だんだん面白くなってきました。結末が知りたいので、すぐに下巻へいきましょう。

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